
皆さんは、街のたこ焼き屋さんの前で足を止め、その手捌きに魅了されたことありませんか?(私は何度もあります!) この絵本に登場するおっちゃんは、まるで魔法使いのようにピックを操り、まんまるのたこ焼きをお客さんに届けます。その描写がなんともコミカルで、楽しげなおっちゃんに思わず見入ってしまいます。
また、鮮やかな色使いで描かれるファンタジックな世界観も印象的。たこ焼きを買った時の“ワクワク感”や、ソースの香りまでもが伝わってきそうなダイナミックな画風です。
「たこ焼きを買って食べる」という何気ない日常の切り取りが、こんなにも楽しい絵本になるなんて!
たこ焼きの材料や作り方も載っているので、食育絵本として活用しても◎。
(福田貴子 絵本ナビライター)

ある町の、赤い屋根のたこやきやさん。「はいよっ! おまかせっ!」ひょいひょいっ、くるっくるっ! たこやきやのおっちゃんの手から生まれるのは、ふかふかほっかほかのまあるいたこやき。犬のおさんぽ中のおばあさんも、けんかしちゃった男の子も、仕事帰りの疲れたおとうさんも、だれの心も、ころんとまるくあったかくする絵本。たこやきが躍り出しそうな、元気なイラストも魅力。
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