
「自分には特別なものがない」と悩むカタツムリくんの姿を通じて、自分の良さを見つけるきっかけになりそうな作品です。画線が太く、パキッとした色使いなので、字が読めないお子さんでも目で見て楽しめそうですが、文章量がしっかりあるので、自分で読むなら小学生(低中学年)向けの児童書としてもぴったり。
子どもが、周囲と比較し始める年齢は、一般的に、社会性が発達する4〜5歳(早い子は2歳くらい)からスタートし、9〜10歳程度で本格化すると言われています。成長していくプロセスの中で、お子さんが悩んでいる様子なら、一緒に読んだり、そっと手渡してあげると、何か気づきを与えてあげられるかもしれません。
込められたメッセージには、とても深いものがあるので、大人が読んでもジーンとくる内容になっています。ぜひ、ご家族みんなで楽しんでみてください。
(福田貴子 絵本ナビライター)

「自分には特別なものが何もない」まわりとくらべて悩むカタツムリの「ぼく」が、まほうのクレヨンで探した“なりたい自分”。でも本当に見つかったのは……。キレイじゃなくても、強くなくてもいい。あなたは、あなたのままでいい。そんなメッセージがギュッと詰まっている。あなたの中の“ステキ”に気づく物語をポップでキュートなタッチで描いた絵本。
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