夏目漱石原作の小説「草枕」の絵本版。42ページ。英語、日本語併記。脚色:結城志帆、画:いとう良一、翻訳:松本聡子、鈴木彩伽。
あらすじ:若い画工(えかき)が山路を登る。雨宿りに寄った峠の茶屋の婆さんから、これから訪れる湯治場の那古井に住む、ある娘の話しを聞く。那古井の宿で何日か逗留する画工は、娘の不思議な振る舞いに翻弄されつつも、娘に興味を抱く。娘は嫁いだ先からの出戻りだという。そろそろ、宿を出ようとしたある日、丘に寝転んでいた画工はある光景を目にしてしまう。
「草枕」は夏目漱石が英語の教師として4年3ヵ月を過ごした熊本での小旅行で訪れた小天(おあま)温泉での実際の出来事がモチーフになっている。「吾輩は猫である」と並び夏目漱石の初期の代表作の一つ。初の絵本化そして英語版である。
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