あたしは歌じゃなきゃ、伝えられない。
――たとえ、この歌が世界を滅ぼすとしても。
「理花のおかしな実験室」「初恋タイムリミット」シリーズで大人気の著者の最新作は、言葉の力を信じるウタヒメの、恋と勇気の物語。
【あらすじ】
あたし、中学1年生の詩(うた)。
誰にもヒミツなんだけど、実は歌い手の「Kira」なんだ。
でも、ある日拾ったノートに「Kiraが世界を滅ぼす」と書いてあって――!?
その直後から、あぶない出来事が次々と起こりはじめる。
もしかしてあたし……ねらわれてる!?
そんなとき、いつも守ってくれるのは、幼なじみの駿。
「おれは、『Kira』を守る。ぜったいに」
えええ!? あたしがKiraだって、バレてる!?
この歌は、争いを生むのか。だれかの心をつなぐのか。
いずれにしろ、あたしは、歌わなきゃ生きていけない。
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