治安維持法制定から100年目。滋賀県における治安維持法事件と弾圧された人々の記録。
改めて調べてみると、治安維持法体制下で暴圧に屈せず抵抗した人びとが、滋賀県でも想定よりずっと多くいたことに気付かされる。今回の調査ではじめてわかった方も少なくない。そしてこれらの方々はほとんどがこの時代のことを言葉にして語っていない。自らにとってつらい記憶であるとともに、関係者などへの様々な配慮も考えると、言葉や文字にし難い記憶なのだろう。
それだからこそ、今に生きる私たちが、ふたたび戦争と暗黒政治の時代にしないために、言葉を残さぬこれらの人びとに光をあて、未来に「戦争と弾圧の記憶」を語り継いでいくことが大切だと思う。
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