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ぼくたちは なぜ、学校へ行くのか。」 ママの声

ぼくたちは なぜ、学校へ行くのか。 文:石井 光太
出版社:ポプラ社
税込価格:\3,080
発行日:2013年11月
ISBN:9784591136867
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,492
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  • 6年生にぜひ読んでもらいたい

    学校行くことが当たり前の子供たちに、世の中には学校に行けない子供たちもいるんだと言ってもなかなか理解はできないものです。

    この本に説得力があるのはまず、国連で演説を行ったパキスタンの15歳の少女マララさんの言葉が載っているということ。同世代の子どもが発した言葉だからこそ伝わるものがきっとあると思います
    次に、ページをめくるごとに世界各地の様々な環境にある子供たちの写真が載っているということ。話に聞くのと実際に目で見るのは感じるものが違うと思います。

    後半は筆者が世界と国内の学校に行けない子どもたちの現状について綴っていますが、紛争地域の痛ましい現状や国内における虐待の事実などに触れているため読み聞かせをするときには十分な配慮が必要だと思われます。
    それでも、子供から1歩抜け出そうとする学年の6年生にはぜひとも読んでもらいたい1冊だと思います。

    本の中で「自分の言葉で考え、自分の言葉で気持ちを伝えることを少しずつでいい、試してみてくれたら嬉しい。 」と筆者は言っています。

    コミニケーション能力が乏しいと言われがちな今の子供たが、この本を読んで少しでも自分の言葉で考えるきっかけになってくれたらと思います。

    投稿日:2014/02/06

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    3
  • こどもだけじゃない

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    8歳の息子と読みました。

    ノーベル平和賞を受賞したパキスタンの少女、
    マララさんの演説から始まります。

    「学校へ行きたい。」と言って、頭を銃撃されたマララさん。
    普段、「あ〜学校行きたくないな。」なんて軽く言ってる息子は、
    勉強したいと声を上げて銃撃される子供がいることに、
    非常に衝撃を受けていました。

    後半部分は、作者の石井さんの写真と、解説。
    やせ細った体を道路に横たえている子供。
    学校へ行かずに働いている子供。
    シャツ一枚で、くつしたもはかずに立っている子供。

    こうした写真のひとつひとつが、ぐっと心に働きかけてきます。

    学校にいけて当たり前の息子には、
    また、毎日仕事をしていて当たり前の私には、
    意識していないと、忘れてしまう現実です。

    学校にいけたり、
    仕事があって子供を学校に行かせることができるのは、
    当たり前だと思ってはいけないんですね。

    日本に住んでいて学校にいける私たちが、
    学校で勉強して、少しでも地球に住むこどもたちが
    いい生活ができるように、
    一人ひとりがそう思って学校に行って勉強すれば、
    きっと少しずつ、よくなっていくよね。

    私も、仕事やだなぁなんて言わずに、
    少しでも誰かのためになるように、仕事しないといけないんだよね。

    そう息子と話しました。

    こどもだけでなく、
    大人の方も、「学校」を「仕事」に置き換えて、
    読んでいただきたい一冊です。

    投稿日:2014/11/26

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    1
  • 大人によって苦しめられている子供

    • みちんさんさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子5歳

    小1の子にはちょっと早かったかもしれませんが、なんとなくはわかったかなー、何か感じるものはあったかなー、と思います。
    大人によって苦しめられている子供たち。
    全ての子供たちが教育を当たり前に受けられる世の中にしなければ。
    学校に行き、教育を受けられる幸せを感じられます。
    他人事にしてはいけませんね。

    投稿日:2023/05/25

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