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たまご」 その他の方の声

たまご 作・絵:ガブリエル・バンサン
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1986年10月
ISBN:9784892389566
評価スコア 4.11
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  • たまごが持つ意味

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    これこそバンサンといえる、絵コンテのみによるモノクロ画で描かれた、字のない絵本です。


    とある町外れに巨大なたまごが出現。

    一体なぜ?だれが?

    黒山の人だかりができ、やがて人間の手によって柱が取り付けられ たまごは人間のものとなる。卵は割れひなが生まれるが・・・


    そこに現れたのは巨鳥。クワっと睨みを利かし、更に卵を産み落として飛び去っていく。


    読者によって「なぜ卵を産み落としていったのか」を考えさせる結末となっています。

    生命の源であるたまごを人間は興味本位でしかとらえない。軽々しい扱いに対しての動物の怒りを描いたのでは。


    バンサンのデッサン力は素晴らしいですね。
    字が書かれていない分、逆に説得力があります。
    【読者対象:小学校高学年から】

    投稿日:2007/01/15

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    1
  • 暗示的な警告のような

    大地に立った巨大なタマゴに人々は何を思うのでしょう。
    言葉のない絵本の中で、想像力がかき立てられます。
    畏敬であったり讃美であったり、様々な関心で集まる人々の前に巨大な鳥が現れて、タマゴは恐ろしい存在に一変します。
    巨大なタマゴから孵った巨大なヒナは、人々に災難をもたらす象徴のようにも思えました。

    幸いにもヒナは死んでしまいました。
    でも、それで終わらないところが、この絵本の凄みです。
    多くの巨大な鳥たちが次々とタマゴを産み始めます。

    いったん封じ込めた災のかたまりが、いつか、人々に襲いかかってくるような気がしてなりません。

    投稿日:2024/02/22

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  • 深い!!

    字がない分、考えさせられました。
    現代の世の中を何か物語っているような気がします。

    絵は大人なタッチですね!

    話の筋だけを考えると、現実にはありえないと私は思います。
    そのありえなさが、子供にはうけるかも?

    投稿日:2008/12/05

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