図書館で大人向けの絵本とのことで紹介してありました
国際アンデルセン賞受賞画家の代表作でもあります
大きい島に住む大きな人間と、小さな島に住む小さな人間は全く違った価値観で、特に干渉もせず暮らしていたのですが、大きい島に「金」が発見されてからは、大きく均衡が崩れてしまいます
欲に目が眩むとは昔からよく言われるように、人間性をも破壊してしまう、作者の経済優先の現代を批判するような感じです
詳細に描かれた絵は素晴らしく、島が徐々に変貌していく様子はあまりにも緻密で目がうばわれてしまいました
小学生低学年でもわかる内容だと思いますが、まずは大人がじっくりと読んでみてはいかがでしょうか