地域の図書館でイチオシのこの一冊、
予約して借りてきて、8歳の息子と読みました。
「ろばのロバートはわるい子です。」
いきなりこの一文から、始まります。
ロバートは、飼い主であるお百姓のこうたろうさんが
おいているあずきを勝手に食べたり、
置いてあったライ麦を食べたり、
日々いたずらばかり。
ついに優しいこうたろうさん、堪忍袋の緒が切れます!
でも、ロバートには分からないんです。
なにが悪かったのか。
我が家にもいたずら盛りの3歳の娘がいて、
勝手にいろんなものを触ったり壊したりしては、
毎日怒られてばかり。
でも、最後にこうたろう夫妻がとった行動で、
私もはっとさせられます。
そうだよね、ロバートにも娘にも、
何が良くて何が悪いのか、分からない。
いたずらされて困るものは、手の届かないところに置くのが一番。
そうしたらお互い嫌な思いも、悲しい思いも、しなくてすむもんね。
なんだかロバートの悲しい顔が、
娘の顔に重なった気がしました。
こうたろうさんのように、つい怒鳴ってしまって、
娘を泣かせることがよくある私には、
反省の一冊となりました。