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しょうゆの絵本自信を持っておすすめしたい みんなの声

しょうゆの絵本 作:たちひろし
絵:たかべせいいち
出版社:農山漁村文化協会(農文協)
税込価格:\2,750
発行日:2006年
ISBN:9784540051999
評価スコア 4
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  • 大事に使おうと思った。

    醤油の味や成分、醤油の歴史、いろんな種類の醤油、家庭でできる醤油の作り方、醤油を使った料理など、総合的に学べる絵本。
    巻末に詳しい解説あり。

    昔の雰囲気を感じさせる懐かしいような絵が、醤油という題材によく合う。とても古い調味料だが、意外と歴史は(思ったより)浅く、室町時代ごろ。醤油のご先祖様に当たるものは、うんと歴史は古いが、現代、私たちが使っているような形になるまで時間がかかった。

    醤油は作るのも時間がかかる。本書には家庭で醤油を作る手順や、発酵などの仕組みが懇切丁寧に紹介されている。大豆をやわらかく煮るのも時間がかかるし、温度管理をしながら麹を育てるのも時間をかける。更に、熟成するのに1年〜1年半。絞るのも重石をかけて、時間もかけて丁寧に。
    何気なく使っていた醤油だが、非常に手間隙かかる調味料だとわかり、ありがたみが感じられる。

    以前、落語家の人の書いた自叙伝を読む中に
    「おしたじ(醤油)」を両親が大事に扱っていて、昔は高価なものだった、という記述を見た覚えがある。この絵本を読んで、ようやく醤油は高価なものだった、の意味がわかった。
    野田にある醤油工場を見学したことがあるが、現在は機械化されて、多くの工程が無人でできるようになった上、原材料を安く調達(輸入など)することができて醤油の価格が下がったが、昔は手作業で行い、流通や原材料の調達などのことも考えると、やはり「高価なもの」だったのだろうと思う。

    先人の知恵や、文化・歴史、
    口に入るものの、ありがたさが良くわかった。

    投稿日:2021/07/28

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