「くいしんぼ くまのさん」 ママの声

お父さんとお母さんが共働きのカコちゃん。
お母さんが出かけるのと入れ替わりにやってくる
ベビーシッターさんと夜の８時まで過ごすことになっています。

ドアチャイムにお母さんが「くまのさんだわ。でてくれない？」って
言うので玄関に出迎えに行ったら･･･。

なんと入ってきたのはクマでした。
しかも、「クマの『くまの』さん」

え〜！だってクマじゃん！
カコちゃんと同じような反応をする息子たち。
クマが？大丈夫なのかなぁ。

でも、この「くまの」さんと一緒にスーパーに行ったりして
カコちゃんもだんだん楽しくなってきます。
普通だとダメって言われることが出来るって嬉しいんでしょうね〜。
次男にと読み始めたのに、兄ちゃんがかなり楽しそう。

え〜！もう終わりぃ〜！って不満顔の息子達でしたが、
他にも「やぎのサン」や「かめのサン」があるのを教えたら
それも読んで〜！と大喜びでした。

テンポのいい文章と主人公の友達みたいなベビーシッターのくまのさんが楽しくてどんどん読めてしまう絵本でした。いい意味でベビーシッターらしくない楽しいキャラクターのくまのさんの行動に釘付けになってしまいました。予想できない楽しい展開に魅せられました。“次はどうなるのだろう？”とワクワクしながら読み進める事が出来ました。こんな楽しいベビーシッターなら娘を任せてみたいなと思いました。周りを楽しい空気で満たして包み込んでしまう懐の大きいくまさんはとても魅力的でした！