「くろねこ・ふうたシリーズ(3) ふうたみちくさ」 ２歳のお子さんに読んだ みんなの声

２歳５ヶ月の息子に図書館で借りて読んであげました。

ふうたくんが、自転車にのって出かけると、こいぬくんに出会い、知らない花を見つけてじっくり観察です。 そのうち、雲を眺めながら、うとうといい気持ち。
道草をしながらたくさんの小さな発見をしているふうたくん。

散歩に行くと道草ばかりで、なかなか進まない息子もふうたくんと同じ様にたくさんの発見をしているんだろうな。
時間のあるときは、息子のペースに合わせて、ゆったりのんびり道草もいいな♪

2歳の次男に読んだら、気に入って何度も何度も読まされました。

ふうたくんが気持ち良さそうに自転車で散歩するのも楽しそうですし、行く先々でたまたま出会った友だちと過ごすのも、のんびりしていていいです。

何だか歩き始めたばかりの小さな子の立ち止まってばかりの散歩に似ています。

くろねこ・ふうたくんシリーズ。
とっても自由な道草のおはなし。

風の気持ちよさや草の匂い。
偶然の連れ友達ができたり。
すごーくシンプルな絵で
とても短いおななしなのに、
自分の道草や気ままな散歩の想い出がどこからか
入ってきて、絵本を見ながら
思わず、余韻に耽ってしまいました。

ふうたくんは寝転がって空を見上げて言います。

くもはどこへいくのかなぁ・・・
のんきでいいね

いえいえ、ふうたくん、
君の自由な道草だって私は十分羨ましいよ。

ふうたくん、きょうはみちくさするんですが、それもゆるりとした時間が流れていますね。横からの絵だけでなく、上からや下から、いろんな視点でふうたくんの姿が見られるので、本当に空にいったようなきもちになりました。淡々として過ぎていく時間のようにみえますが、とても濃厚で心は動きっぱなし、そんな道草、しばらくしてないなー。堂々と楽しく、みちくさ、してみようかな。