私が小学校低学年(1980年代)のときいちばんリピートした絵本です。
だるまちゃんシリーズのなかで最も好きでした。絵もいいし、ストーリーもいいです。
それまでオニは豆まきなどで怖いイメージしかありませんでしたが、オニが好きになりました。雨が嫌いじゃなくなったのもこの絵本のおかげかも。空を見上げて、かみなりちゃんいるのかなぁと思っていました。
プールの場面は、ずっと眺めて空想して遊んだり、くもの乗り物など未来的な表現にワクワクしたり、ご飯の場面は本気でうらやましかったです。あと、助けてもらったら、お礼をするもの、という概念もなんとなく理解したように思います。(実際には助けれてはないんですけど、その気持ちを大事にするってところでしょうか)
だるまちゃんが家に帰ったとき、家族の様子が描かれていて、絵だけでどんなことを話しているか想像がつくのが素晴らしいです。おばあさんだるまが、傘を持って困った顔をしていて、もしかしたらおばあさんがプレゼントした傘だったのかな、とおばあちゃん子だった私はちょっぴり胸を痛めたものです。
最近、購入して再度読んだのですが、感動変わらず楽しかったです!
何度眺めても飽きません。おすすめです。