*6歳の長男・2歳の次男と一緒に読みました
長男は今年小学一年生で音読も始まったため、自分で読んでもらいたいなと思っていたのですが、文字数や漢字の多さ・ルビの小ささから、低学年のうちは読み聞かせの方が良さそうかなと感じました。
とっても可愛らしいくまさん、《ぽすくま》の子どものころのお話です。
冒頭でしょんぼりしていた《ぽすくま》が街の郵便屋さんとの会話を通じて、いつの間にか楽しい気持ちになっていく様子が、子どもに響きやすいフレーズを用いながらとてもわかりやすく表現されています。
長男に感想を聞くと、相手のことを思い浮かべながら手紙を書いている様子が、普段学校でお友だちに手紙を書いている自分の姿に重なり、印象的だったと言っていました。
次男にも興味のあるページを聞いてみると、郵便屋さんに抱っこをしてもらいながらお手紙をポストに投函しているシーンで、自分も手紙をポストに入れたいとアピールしていました。
昨今、メールやSNSが主流で手紙を書く機会が減っている時代の中で、郵便屋さんの『みんながお手紙を受け取った時のワクワクした顔、ドキドキした顔、受け取ってすぐに読む人もいれば、後で大事に読む人もいるし、そんな顔を見ていると、みんなのおしゃべりに交ぜてもらってる気持ちになるんだ』という言葉が、お手紙の本質を思い出させてくれる素敵なフレーズだなと感じました。
可愛らしいくまさん、《ぽすくま》のほっこりする素敵なお話を読ませていただき、どうもありがとうございました。