秋の葉っぱの色に似た封筒、風に飛んでしまって、落ち葉の中を探すのは大忙し。でもカラスの郵便屋さんと一緒に手紙を渡しに行けたきつねさん、うさぎさん、りすさんよかったですね。
手紙を読む側は、どんな気持ちで手紙を開封して読むのかな?ドキドキする?うれしい?
手書きの文字は、文章以上の気持ちを伝えてくれるはず。私も子どもが文字を書き始めた頃に「おかあさんだいすき」と書いてくれた、手紙とは呼べないほどの紙切れを今も大切にしています。文字を見るとまだつたなくて、一生懸命書いてくれたんだなあと、当時の様子や、この手紙を書いてくれた時の様子が思い浮かぶようです。
携帯やインターネットのメールは便利だけれど、本当に伝えたいことがあるとき、やっぱり手書きの手紙にはかないません。電子機器を使いこなして当前の時代に育つ子どもたちだからこそ、手書きのぬくもり、手書きの良さも、伝えていきたいですね。