高校生の息子は沖縄が修学旅行です
夏休みには沖縄の本を読んでましたが、図書館で目に入ったこの絵本を借りてきました
太平洋戦争中、ただ一か所地上戦のあった沖縄での出来事が、この絵本の中で淡々と語られていきます
日本兵によって朝鮮の方が「スパイになるから」と殺されたこと、渡嘉敷島では島民同士に殺しあわせたこと、・・・・
はじめて知る事実にどんな感想を持ったのかと聞くと
「平和学習はやるよ、姫ゆりの塔に行くし・・・」
言葉少なに語った心の奥には、渡嘉敷島でスキューバやシュノーケリングを楽しみにしていただけの気持とは少し違う感触だ・・・
しっかりと楽しんできてほしいと思いつつ、普段からの平和学習はほとんどされていないのだと虚しさも感じながら、修学旅行の申し込み用紙を記入した・・・