雨が降り、川へ、そして川から海へと流れこむ。そして、雲になってまた雨になる。
雨はどうして降るのか、めぐるめぐる水の循環で、わかりやすく教えてくれます。その様子が、田島征三さん独特の、インパクトのある絵で描かれています。お話を書いたのは、韓国の人というのも、あたらしい発見でした。
『じょあじょあ』とは、雨が勢いよく降る様子を表す韓国のことばだそうです。
その流れの様子を、血の流れと合わせて、ぐるぐる回っている共通点に結び付けているという視点も、なかなか面白いと思いました。
あらためて、人間も、自然の一部という気がしてなりません。