ぞうのさんすう」 ぼのさんの声

ぞうのさんすう 作・絵:ヘルメ・ハイネ
訳:いとう ひろし
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2000年07月
ISBN:9784751519806
評価スコア 4.66
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  • しみじみ心に残る、算数の絵本!

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    こんなに、しみじみとした算数の絵本があったなんて!全然知りませんでした。
    ドキドキしながら(はじめて読む本って、大人でもドキドキしますよね?!)扉をあけ、3人の子たちと同じ気持ちで、白黒だけで描かれた絵本の世界へ入っていきました。

    まんまるのうんちを、毎日ひとつずつ。
    誕生日がくるたびに、うんちはひとつずつ増えていくのです。
    立派な大人のぞうになった時、うんちの数は50こになっていました。
    1×365+2×365+3×365+・・・・・50×365
    算数好きな人ならともかく、算数が苦手な私は、こんな数式を見ただけで逃げ出したくなりますが・・・ぞうは、計算するわけではなく、それでも自分がいくつのうんちをしたのか、ちゃんとわかっていました。
    さて、51才のたんじょうび、ぞうのうんちは・・・???

    そうなんです。
    ひとつずつ増え続けたうんちが、50年を境に、今度はひとつずつ減っていくのです。
    うんちが0になる日が近づくにつれて、私も子供たちも、せつない気持ちでいっぱいになりました。
    そんな気持ちを大切にする、余韻の残るすばらしいラストシーンでした。
    ぞうの人生は、きっとしあわせだったにちがいない!と心から思えます。

    内容をすべて理解できるのは、小学3年生くらいからでしょうか?!でも、うんちにはまってる4才の次女も、身を乗り出して聞いていました。うんちの山には歓声をあげ、ラストはしんみりとした顔つきになっていましたよ!

    投稿日:2004/12/01

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