怖いものが苦手の5歳と、2歳の娘。絵がちょっと怖そうなので、最初はちょっと嫌そうに見ていました。
納豆が大好きなだいくんが見つけた、「ゆうれいなっとう」
はしでかき混ぜると、ひゅう〜どろどろどろ〜と変な音がして、糸をひいたとたん「う〜ら〜め〜し〜や〜」と、なっとうがものすごく怖い声を出すんです。
そこへ本物の幽霊がやってきて、「うらめしや〜」と言うけれど、納豆のほうが怖い!
悔し紛れに、納豆を食べた幽霊は、納豆と同じ声で「うらめしや〜」が言えるように。。。
幽霊たちが登場してからは、とってもコミカルな会話に笑ってしまいます。
絵はけっこう怖いのですが、幽霊とのやりとりが面白く、だんだんと引き込まれていきました。
読み終えた後には、「う〜ら〜め〜し〜や〜」が大流行。
怖く読むところは思いっきり怖く、怖くない「うらめしや〜」や幽霊たちの会話は明るく、可愛らしく、差をつけて読むとわかりやすくて良いです。
ある程度、お話が理解できる年齢になっていれば、怖いものが苦手な子でも面白く読めると思います。