黒井健さんの絵だったので選びました。
きつねたちが汚れたお月様をススキで洗うお話です。
黒井健さんの優しいタッチで、濃い青とお月様の黄色のコントラストがとてもキレイです。
さりげなく地球環境問題にも触れられていて、考えさせられるところもあり、一冊で色々な要素が詰まった絵本だと思います。
このお話の中のお月様は、排気ガスで汚れたしまったという設定ですが、実際都会では夜も煌々と輝く町の明かりやネオンで、星や月がキレイに見られないところも多いようですよね。
この絵本を読むと、静かな場所でのんびりと綺麗なお月様を眺めたくなりますよ。