子犬がほしくてたまらないエルビー。ところがママが買ってくれたのは、なんと金魚! しかたがないのでエルビーは、金魚に「フワフワ」という犬のような名前をつけて、芸を教えることにしました。フワフワは、練習のかいあって、エルビーが「ほえて!」と指示を出すと、泡を出すようになりました…。でも口からではなく、おしりから! そして…? ペットの金魚をめぐる、明るくゆかいな物語。
絵自体はシンプルでしたが、気になるタイトルだったので読みました。
初めは、金魚をペットにしても嬉しくなさそうな主人公の女の子でしたが、次第に「芸のしこみ(おなら等)」を通じて、金魚への愛情も大きくなっていくというお話です。でも、その愛情が確信できるのは、クライマックスになってからです。
大人でもオチを予測出来ない面白い絵本でした。
子供はもちろんですが、大人でも楽しめる絵本です。 (ラテ子さん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳)
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