「はっ はっ はぁーっ… はくしょーん!」
おや?! ばななくん、鼻水が出ています。お熱もあるよう。お友だちのりんごくんやあおりんごちゃんたちも心配しています。
熱が高かったので、ばななくんはお医者さんに行くことにしました。お医者さんはばななくんの体の音を聞いたり、口の中を見てのどが元気かどうかを見てくれます。
お子さんが具合が悪いとき、お医者さんに行くのをぐずったりすることありますよね。何をされるんだろう?!とこわい気持ちになるのかもしれません。この絵本では、お医者さんが何のために、どんなことをしてくれるのかをやさしく教えてくれます。
ばななくんは、どうやら風邪をひいてしまったよう。「おうちでゆっくりやすんでね」と、お医者さんはお薬を出してくれました。ほっとしたばななくん。「ぼく おいしゃさんにいってきたから もう あそべるよー」とみんなのもとへかけ寄りますが……。
大好評『おさんぽの おやくそくだもの』『いただきますの おやくそくだもの』に続く、おやくそく絵本第3弾。かわいいくだものたちが「おやくそく」を楽しく伝える、乳幼児向けの生活絵本です。今回は、具合が悪い時にどうしたらよいかが学べます。早く元気になるためのおやくそくを守れたら、おうちの方も安心ですね。
(出合聡美 絵本ナビライター)
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