生きていくのに必要なものを思いつくままにそろえていくと、立派な家と庭が完成しました。ところが、嵐が来て、家も庭も吹き飛ばされてしまいます。親子のもとに最後に残ったのは? ほんとうにゆたかな生きかたを考える絵本。
ふっかふかのまくらというのが効いています。
愛があれば生きていけると思っても、シンプルライフで生きたいと思っても、こんな物があるともっと快適だと思うことってあるでしょう。
お父さんと坊やのかけあいで、色々なものが加わっていきます。
生きることに必要なものって、いっぱいありそうですね。
でも、突然の災害で何もかも失ってしまったとしたら、力を与えてくれるのは、心と人のぬくもりかも知れません。
まくらがなくなってしまったら、お父さんがまくらになってあげるなんて、言葉ではない本当の愛かも知れません。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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