とんかつの ぼうけん
- 作:
- 塚本 やすし
- 出版社:
- ポプラ社
絵本紹介
2022.11.28
この書籍を作った人
東京都出身。 主な絵本に『とんかつの ぼうけん』『このすしなあに』『とうめいにんげんのしょくじ』 (以上、ポプラ社)、『おでんしゃ』(集英社)、『いきものとこや』(アリス館)、『42本のローソク』『ありがとうございます』(以上、冨山房インターナショナル)、『つちのこをさがせ!』(新日本出版社)、『じごくわらしがくるぞ!』(マイクロマガジン社)、『にじゅうおくこうねんのこどく:二十億光年の孤独』(谷川俊太郎・詩/小学館)、『そのこ』(谷川俊太郎・詩/晶文社)、『焼けあとのちかい』(半藤一利・文/大月書店)など多数。『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)で第25回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞、『やきざかなの のろい』(ポプラ社)で第6回リブロ絵本大賞・第9回ようちえん絵本大賞、『戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」』(自由と平和のための京大有志の会・文/朝日新聞出版) で第7回ようちえん絵本大賞など、受賞多数。 日本全国の図書館やイベント会場、書店等で読み聞かせやライブぺインティングを行っている。
とんかつの愉快な冒険
カツ丼屋さんから逃げ出し、他のトンカツメニューを探しに行く旅にでるトンカツくん。行く先々のトンカツくんの様子がおもしろいし、次はどこいくのかワクワクしながら息子と読みました。
果たしてカツ丼以上に美味しいメニューに出会えるのか?!
どうなるトンカツくん!
絵が何とも言えず味があってストーリーも絵も本当に楽しいお話です。
読み終わるなりもう1回読もうと息子に言われました。
(バーバショコラさん)
笑って遊べるとんかつ絵本
かつ丼屋さんのとんかつは、人気の食べ物になるべく大冒険!
カレー屋さん、パン屋さん、定食屋さんに行ってみますが、毎回大変な目にあい、その度にとんかつの反応で我が子は大笑い。
定食屋さんでおばちゃんの包丁がきらりと光ったときには期待してワクワクし、ページをめくると、「うわぁー!逃げてー!!」と大爆笑。
最後はやっぱり、かつ丼に落ち着くのですが、その最終選択は間違いではないよ、と心の中で思いました。
何しろお肉嫌いの我が子は、かつカレーは食べないし、かつサンドも、とんかつ定食も食べません。唯一、食べてくれるのが“かつ丼”!!
人それぞれ好きなメニューはあるけれど、我が子はかつ丼一択です。うちでは大人気よ!
巻頭には、なかなかゴールできない双六があり、巻末には、とんかつ探しもあって、お話の後でも楽しめます。我が子は、偽とんかつ選びもして遊んでいます。
(うさぎのタンタンさん)
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