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人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

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絵本紹介

2023.07.03

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ようこそ、タイクツの時間の中へ 『なんにもおきない まほうのいちにち』 【NEXTプラチナブック】

絵本ナビがおすすめする「NEXTプラチナブック」(2023年5月選定)から、ご紹介する一冊はこちら!

雨の庭では、世界中のタイクツがぼくを待ち構えている。おまけにゲームをなくしてしまった!毎月発売される新作絵本の中から、絵本ナビが自信をもっておすすめする「NEXTプラチナブック」。今回ご紹介するのは、『なんにもおきない まほうのいちにち』。ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞している本作品、どんな内容なのでしょう。

NEXTプラチナブックとは…?

絵本ナビに寄せられたレビュー評価、レビュー数、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。

そして、毎月発売される新作絵本の中からも、注目作品を選びたい! そんな方におすすめするのが「NEXTプラチナブック」です。3か月に一度選書会議を行い、「次のプラチナブック」として編集長の磯崎が自信を持って推薦する作品を「NEXTプラチナブックメダル」の目印をつけてご案内します。

ようこそ、タイクツの時間の中へ 『なんにもおきない まほうのいちにち』

ゲームなしで、どうすればいい?

  • なんにもおきない まほうのいちにち

    みどころ

    お休みの度にママと来る森の中の家。毎日書きものをしているママの横で、ぼくは何時間でもゲームをする。

    「いいかげん、ゲームはやめたらどう? 今日も一日中、何にもしないつもり?」

    いつもの通りママが怒り、ゲームを取りあげる。そしてぼくは、いつもの通りゲームを取りかえし、外へ出る。雨の庭では、世界中のタイクツがぼくを待ち構えている。おまけにゲームをなくしてしまった! ゲームなしで、ぼくはどうすればいい? するとその時、ぼくの前を通りすぎていったのは、大きなカタツムリたちの行列。そっちには一体なにがあるのだろう。山道を歩いていってみると……。

世界が注目するイタリア生まれの絵本作家ベアトリーチェ・アレマーニャの代表作である本書は、世界10か国以上に翻訳され、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞。タイクツを持て余していた少年が、自然の不思議に出会って心が躍動していく様子を、美しく印象的に描き出します。

地面がきらきらと輝きだし、太陽の光はシャワーのように降りそそぎ、自分の心臓の音に驚いて、転がって見上げた世界が全て新しいものに見える。こんなに楽しいことを、どうして今までしてこなかったんだろう!

本当にそう。くるくると変化する少年の表情、目が離せなくなるほど魅力的な森の景色の数々、そして訪れるママとぼくの何にもしない静かで幸せな時間。それらを味わいながら、心から共感してしまうのです。

 

編集長のおすすめポイントは……

タイクツって自由!

したいことなんて、ゲームのほかには何にもない。ただ火星人をやっつけるだけ。それなのに、ゲームなしでどう過ごしたらいい? そんな風に思っている子どもたちは、世界中にたくさんいるでしょう。でも、ためしに今手にしているゲームを置いて、タイクツの時間の中に飛びこんでみて! 何もすることがないって、すごいこと。タイクツにこそ、自由があるってこと。自分が動けば楽しみはいくらでも見つけられるってこと。そんな素敵なことに気づかせてくれる絵本です。大人にもおすすめ。

この書籍を作った人

ベアトリーチェ・アレマーニャ

ベアトリーチェ・アレマーニャ (べあとりーちゃあれまーにゃ)

1973年、イタリアのボローニャ市生まれ。8歳のときに、画家・作家になることを決心する。これまでに30冊以上の絵本を発表。多くの言語に訳され、世界中で読まれている。イタリア・アンデルセン賞最優秀画家賞ほか、受賞歴多数。代表作である本書は10か国語以上に翻訳され、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞するなど国際的に高く評価されている。邦訳作品は他に『こどもってね』(きじとら出版)、『キーウの月』(講談社)などがある。パリ在住。

ベアトリーチェ・アレマーニャ 作品一覧

この書籍を作った人

関口 英子

関口 英子 (せきぐちえいこ)

イタリア文学翻訳家。『梨の子ペリーナ』(BL出版)、『マルコヴァルドさんの四季』『チポリーノの冒険』『13枚のピンぼけ写真』(以上、岩波書店)などの児童書をはじめ、多くのイタリアの物語を日本に紹介している。『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(光文社古典新訳文庫)で第一回須賀敦子翻訳賞受賞。

関口 英子 作品一覧

磯崎 園子(いそざき そのこ)

絵本情報サイト「絵本ナビ」編集長。著書に『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』(ほるぷ出版)、『ママの心に寄りそう絵本たち』(自由国民社)、監修に『父母&保育園の先生おすすめの赤ちゃん絵本200冊』『父母&保育園の先生おすすめのシリーズ絵本200冊』(玄光社)がある。

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