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出版社エディターズブログ

2025.12.04

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あたたかな幸福感につつまれる絵本『ハグのうた』 おーなり由子さんインタビュー (偕成社)

うれしいときのハグ、かなしいときのハグ、だいすきのハグ、ありがとうのハグ、日常の中にはさまざまなハグがあります。言葉をかわさなくても、ふれるだけで気持ちが通じたり、いろんな思いがわきあがってきたり。ハグには不思議な力があるのかもしれません。新刊『ハグのうた』について、おーなり由子さんにお聞きしました。

 

ハグをテーマにした絵本を創ろうと思ったのには、なにかきっかけがあったのでしょうか。

もともと自分の中に、人が「ふれあう」ことについて、興味ある種がいっぱいあったんだと思います。

自分以外の誰かと、からだがふれあうとき、ふわっと「心」がうごく。これはなんだろう?って。どきどきしたり、安心したり、不思議でおもしろいですよね。

そういう、ふだん感じていることが、書きはじめると色々出てきて、つながっていった感じです。

ハグは、子どものいる生活では身近なことですよね。

とくに、赤ちゃんを育てているときに、すごく思いました。言葉が通じない赤ちゃんとは、さわったり、抱っこしたりすることが会話なんです。

そういえば、ぐずっているときに、「おひなまき」っていう、やわらかいタオルや布で、ぎゅーっときつく体を巻いて、赤ちゃんを安心させる方法があるんですけど、ほんとにスッと泣き止むんです。びっくりしたんですけど、せまい子宮の中にいるようで安心するみたいです。

そうか、だっこって子宮だったんだ! だから、人間はぎゅうっと抱きしめられると安心するのか、って、そのことは書きたい、と思いました。

そういう、日々のいろいろな体験や気持ちが、この絵本のもとになっていたんですね。 絵のイメージはすぐに浮かんできましたか?

じつは、この絵本、はじめは、わたしは文だけで、夫(絵本作家のはたこうしろうさん)に絵を描いてもらおうと思っていたんです。

もともと、夫がイベントのときに、ピアノの演奏と一緒にハグをテーマにした絵を描く、というのをやってて。それにわたしが文をつけた、ライブ絵本のようなものがありました。冒頭だけだったので、それをふくらまして文とコンテを書くつもりだったんです。

だけど、書いてる途中から、おなかの中とか赤ちゃんのイメージが広がったので、わたしが絵も描くことにしました。その分、夫は本文のデザインや装丁をたくさん手伝ってくれたので、ほんとうにありがたかったです(笑)。

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