箱のなかにはいっているのは?!
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絵本紹介
2021.07.05
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、1900万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。そんな2021年6月のニューフェイスを、読者の声と共にに紹介します。
小学1年生の担任だったとき、小学2年生を控えた最後のクラス発表会でみんなで暗唱して群読をしました。自分が2年生になってひとつ大きくなることにわくわくしている子どもたち。大変なこともきっと、あるだろうけど、周りにいろーんなことを教えてもらってまっすぐ大きくなってほしい。そう願ってこの本を選びました。
最後の「ともだちがたくさんおりますから……どうみてもりっぱなひとになるわけです。」というところが、心にじーんと響きます。聞いていもらった保護者の方も、子どもたちの成長がたのしみになったと感想をきかせてくださいました。ストーリーがあるわけではないですが、子どもたちの心に残って、いつかこの本の意味をわかってくれる日がくればいいなぁという気になります。子どもだけでなく、大人も読んでいて心を洗われる一冊です。(いくさん 20代・せんせい)
かわいらしいイラストで言葉少なく淡々と進んでいく様子が、1年生になる娘の音読にぴったりでした。
子どもは親があれこれと指図しなくても、自然にいろいろなことを学んでいくんだなと、我が子もそうであってほしいなと思いながら音読を聞いていました。
五味太郎さんの伝えたいメッセージが詰め込まれているように感じました。(ouchijikanさん 40代・ママ)
タイトルからどういう内容だろうと思ったら……なんとも素敵なまなびかた! 虫たちと目線がちかかった、子どものころを懐かしく思い出しました。子どもだけでなく、いくつになっても、まわりを観察すると、色々楽しい発見があり、学べるなあ、と改めて思いました。(あんじゅじゅさん 50代)
この書籍を作った人
1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本作家。子どもから大人まで幅広いファンを持ち、その著作は450冊を超える。世界中で翻訳出版されている絵本も数多い。「かくしたのだあれ」「たべたのだあれ」(以上文化出版局刊)でサンケイ児童出版文化賞受賞のほか、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。「みんなうんち」(福音館書店刊)、「きいろいのはちょうちょ」(偕成社刊)、「さる・るるる」(絵本館刊)などの作品がある。