──── 『ぴっぽのたび』の反響は想像以上に大きいものでした。
びっくりしています。私のいない日本で、ぴっぽがひとりでがんばっていると思うと胸が熱くなります。かつて、日本での出版は難しいと言われたことがありますが、自分でもそう思っていたんです。絵に迫力がありませんし、ストーリーも大人向きでわかりにくい。しかし、他の国の読者と同様に、「世界感が好きだ」とか、「内側に響く」といったようなメッセージをいただけるのは、本当に嬉しいです。

「いい夢が見られますように♪」
・夢への思い入れがとても強い娘にとって、<ゆめのたび>の物語は、すごく心に響いたようで、うっとり顔で聞いていました。刀根さんの作品は、色使いが素晴らしく、ページを開くたびに、毎回、感動があります。
(まりももよさん 30代)
「絵の力」
・真っ赤な表紙を見た時に、夢に出てきそう・・・と思わず手に取りました。12ヶ月を色だけで表している、と言っても過言ではない、鮮やかなページが続き、ページをめくる度に息を呑みました。印象に残った絵を思い浮かべながらあれこれと想像をめぐらせてくれる余韻もまた楽しめました。
(みぃあさん 20代)
「不思議な空気感」
・母親の私が、絵本売り場で目に付いて読んでみたくて「これ読んでみようよ」と娘を誘った一冊。育児で雑然としたママのこころに静けさと安らぎとちょっと時空を超えた何かを感じさせてくれる一冊です。
(すっくるさん 30代)




──── 読者には大人の方も多いように感じています。
はい。ありがたいことに、30代の女性が読むファッション雑誌などにも取り上げていただきました。
じつは、私自身、子ども向けを意識して描いてはいないんです。「絵本は子どものもの」という考えを取り払いたいと思っています。大人の方にも読んでいただけたら嬉しいです。













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