
【今日の1冊】6月3日 「いやいや もう にどとは あいたくないね」

「今日は何の日?」「今日はどんな絵本を読もうかな?」
一日の始まりがワクワクするような絵本を毎日ご紹介します。
● わにさんが歯医者さんを見て「どきっ」。歯医者さんもわにさんを見て「どきっ」
わにさんが虫歯になってしぶしぶ歯医者さんに行くことに・・・
歯医者さんは、遊んでいたけどわにさんが来たのでしぶしぶ治療に。
わにさんが歯医者さんを見て「どきっ」。歯医者さんもわにさんを見て「どきっ」
さて、ここから奇妙なやりとりがはじまります。
わにさんは歯医者さんを、歯医者さんはわにさんをそれぞれ怖がっているのです。
なんと最初から最後まで二人のセリフは全く同じ。同じなんだけどそれぞれの心境を見事に表しているのがこの作品のすごいところです。
治療が終わって二人は「いずれ また」とあいさつしますが、本音は「いやいや もう にどとは あいたくないね」。
五味太郎の楽しさが凝縮された作品です。
歯医者さんに行く前に読みました
息子が3歳のとき、表紙を見て選びました。
ちょうど初めての歯医者さんの予約を取ったところだったので、
なにかしら意識していたのかな?と読んでみたら・・・大当たり!
押しつけがましいところは一切なく、ユーモアたっぷり。
わにさんと歯医者さんの同じセリフの繰り返しが楽しくて、
息子が全部暗唱してしまうほどお気に入りの本になりました。
虫歯ができたわにさん、治療が怖くてはいしゃさんを見て、どきっ!
同じ場面で歯医者さん、患者がわにと分かり、噛まれないかと、どきっ!
シンプルな同じセリフが、わにさんとはいしゃさん、それぞれの立場で語られ、物語が成り立ってるなんて驚きでしたし、
これがまた絶妙な面白さで、五味太郎さんって改めてすごいと思いました。
ちなみに、歯医者さんの機材や治療の様子もちゃんと分かります。
受診当日、息子は「絵本読んできたから知ってるんだ」なんて威張っちゃって、
思ったよりスムーズに治療ができました。
仕上げ磨きの声かけも「だから、はみがきはみがき」なんて言って
楽しく始めていましたっけ。
この奥深さを堪能するなら確かに5〜6歳からかもしれませんが
2,3歳からでも楽しく読めます。
五味さんの絵本の中でもなかなかのおススメ絵本です。
(ランタナさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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