
L.M.モンゴメリー生誕141周年「アンはあなたの永遠の心の友です」

11月30日は、L.M.モンゴメリーの誕生日。今年は生誕141周年となります。
彼女の代表作と言えば「赤毛のアン」シリーズ。
日本では、村岡花子の翻訳で初めて紹介されました。2014年のNHK連続テレビ小説「花子とアン」で大きく話題となったことは記憶に新しいですよね。
今では、たくさんの翻訳シリーズが発売となっていますが、その中でも原書に一番近いとされる「完訳版 赤毛のアン」シリーズをご紹介します。
● 完訳 赤毛のアン シリーズ(全10巻)セット
「完訳 赤毛のアン シリーズ(1) 赤毛のアン」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
赤毛でやせっぽちのみなしごアンは、男の子とまちがえられて、孤児院からカスバート兄妹にひきとられた。〈宿命(さだめ)の友〉ダイアナとの出会い、水薬入りケーキ事件、ギルバートとのけんか……おしゃべりで空想好きのアンは、つぎつぎにゆかいな事件をひきおこす。美しいプリンス・エドワード島の自然と、あたたかいカスバート兄妹の愛情に見守られて、アンは、たのしい少女時代をすごす。
詳細な表現も伝わる完訳版
赤毛のアンといえば村岡花子先生の翻訳が有名ですが、実は少し略訳してあったりと、完全なものではありません。
こちらの掛川先生の翻訳版はまさに「完訳版」で、細かい表現もすべてモンゴメリの原書どおり、丁寧に翻訳されています。
好みにもよるとは思いますが、個人的にはこの掛川先生が訳された本が一番世界観が伝わってきて大好きです。
お子様向けにはもう少し簡単なバージョンでもいいかもしれません。
(PDさん 30代・ママ 男の子8歳)
「完訳 赤毛のアン シリーズ(2) アンの青春」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
家にのこる決心をしたアンは、村の小学校で教えはじめ、ギルバートやダイアナと協力して村の改善にのりだす。そして、ふたごをひきとったマリラを助ける日々のなかで、となりに越してきたハリソンさん、崇拝する作家モーガン夫人、本物の〈あいよぶ魂〉とアンが確信したミス・ラベンダーなど、さまざまな人々と出会いながら、アンは、想像力とものを見とおす力をもった美しい女性へと成長していく。
「完訳 赤毛のアン シリーズ(3) アンの愛情」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
すみなれたプリンス・エドワード島をはなれ、アンは大都会キングスポートのレッドモンド大学に入学した。楽しい共同生活、新しい友との語らい、歴史ある街並みの散歩、にぎやかなパーティー、まだ見ぬ生家への訪問など、充実した日々を送る。やがてアンは、とりまく人々に見守られながら真実の愛にめざめてゆき、友人たちも人生の岐路に立ち、それぞれが自分の人生を歩みはじめる。
「完訳 赤毛のアン シリーズ(4) アンの幸福」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
大学を卒業したアンは、サマーサイド高等学校校長として赴任し、「風にそよぐヤナギ荘」に下宿する。よそ者にたいして敵意をもやす町の有力者プリングル一族、非協力的な副校長キャサリンやいたずらな生徒たちに手こずりながらも、アンは、持ちまえのユーモアとまごころで地域にとけこんでいく。その3年間の出来事を、レッドモンド大学医学部の婚約者ギルバートにあてたアンの愛の手紙形式でつづる。
「完訳 赤毛のアン シリーズ(6) アンの愛の家庭」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
新婚生活の思い出多い小さな〈夢の家〉から、木々にかこまれた古い屋敷〈炉辺荘〉(イングルサイド)に移り住んだアンとギルバート。2人は、ジェム、ウォールター、ふたごのナンとダイ、シャーリー、リラの三男三女にめぐまれ、おてつだいのスーザンやネコのシュリンプとともに、にぎやかで愛情あふれる家庭を築く。子どもたちが起こす数々の騒動やかわいい悩みは、母親としてのアンの生活にさらに深みと味わいを添えてゆく。
「完訳 赤毛のアン シリーズ(7) 虹の谷のアン」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
13歳の長男ジェムをはじめとする6人のわが子にかこまれて、〈炉辺荘〉(イングルサイド)で幸せな日々をおくるアン。子どもたちは、〈虹の谷〉と名づけたお気に入りの小さな谷間で、自由奔放なふるまいでいつもさわぎを起こす牧師館の4人きょうだいや、奉公先を逃げだした孤児のメアリーと出会い、仲よしになる。村の人々との交流のなかでのびやかに成長してゆく子どもたちを、母親としてアンは、あたたかく見守る。
「完訳 赤毛のアン シリーズ(8) アンの娘リラ」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
愛するギルバートと成長した6人の子どもたちにかこまれて、幸せな家庭を築きあげたアン。けれども、カナダが第1次世界大戦に参戦したときから、炉辺荘(イングルサイド)にも戦争の暗い波がおしよせて、アンは息子たちを、リラやウナは愛する若者を、送りださなければならなかった。戦争の行く方に一喜一憂しながら、寂しさと悲しみをこらえて明るくすごすグレンの村の人たちの日々を、アンの末娘リラの日記でつづる。
「完訳 赤毛のアン シリーズ(9) アンの友だち」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
何年たってもプロポーズしようとしない男性にひと芝居うつ「申し込みはおはやく、ルードビック」、けんか別れしたまま死んでしまった昔の恋人のひとり娘に、ひそかに献身的な愛情をそそぐ「ロイド老嬢」、つい夢中になった競売で、みなし子の赤ちゃんを競りおとしてしまった「スローン父ちゃんの買い物」──。アンが暮らすアボンリーの村人たちの様々な人間模様を深い愛情とユーモアであたたかく描く12の物語集。
「完訳 赤毛のアン シリーズ(10) アンをめぐる人々」
作:L.M.モンゴメリー
絵:山本 容子
訳:掛川 恭子
出版社:講談社
白ネコが恋人たちをてんてこまいさせたすえ、12回めのプロポーズを成功させる「かわいいファティマ」、19年間はなればなれに暮らす父を慕い、花嫁姿の娘が式直前に会いにくる「入り江の結婚式」、満月の晩に亡き姉の亡霊があらわれて、生前反対していた妹の恋を実らせる「あの世からの使者」──。素朴で真剣な村人の生活を、深い洞察力とユーモアで愛情ゆたかに描いた、「アンの友だち」につづく短編集。