かきの木とうげの、弓矢もとおさぬすごーい大いのしし。追うもん太と追われる大いのししの間にいつしか男の友情がめばえはじめ・・・。
だれにも射止められない大いのしし。矢は跳ね返す石のように堅い体、大きな石をも跳ね返してしまう。そこでもん太は石でも矢は刺さるという事をきき、石に矢をさす練習をするがまるでダメ。そんなある日、村のみんなで大いのししをやっつけに行くことにした。みんなが矢を放つがやっぱり歯が立たない・・・ところが、もん太が放った矢が大いのししの肩に刺さったのです。大いのししはそのままぬまにザブ〜ンと落ちてしまった。村のみんなは喜んだがもん太はどことなく寂しそう。でも、十日後もん太は大いのししと出逢うのでした。死んでいなかった大いのししをみてもん太はとても喜んだ。大いのししの肩にはまだもん太の矢が刺さっていた。なんと大いのししは肩こりがひどかったらしい。もん太の矢が肩に刺さって肩こりが治ってしまったんだって。もん太と大いのししはとてもいい友達の様な感じでした。 (たまっこさん 30代・ママ 男の子6歳、女の子3歳)
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