いもむしのうんちを見たことがありますか?うんちの形、臭い、うんちをする瞬間……、いもむしのうんちには、!と?がいっぱい。
いもむしではなく、いもむしのうんち。
道端に落ちていた黒いつぶつぶから、虫の姿を探し、
発見。うんちをする様子も分かり易く説明されています。
虫の姿からではなく、まず子どもが目にしたり、手に取ったりした
発見の瞬間から始まるところがギュッと子どもの心を
つかむのかもしれません。
よく行く支援センターに置いてある本なのですが、
2歳の息子はこの本が好きです。
同じように道端の落ちている虫のうんちをみつけ、
視線を上に這わせて虫を発見するという作業を繰り返ししていたので、
自分が経験したことに加えて、さらに詳しい虫の姿が写真で
載っているのが面白いようです。
道端を歩いて木の下に虫のうんちを見つけると、早速
「この上に虫がいるよ」と得意げに教えてくれます。
知識としてそのものの形や名前にとらわれるのではなく、
小さないも虫が、人間と同じように食べて、うんちをするということ。
当たり前のようですが、同じ生き物と生きている姿が描かれて
いるようにも感じました。 (空色のかわうそさん 30代・ママ 男の子2歳)
|