
日本から中央アジアへ。北緯36度線上のさまざまな土地でくらす人々をたずねる心の旅を通じて、国境を越えた人間の繋がりを考える。

初めて小林さんの絵本を手にしたのは、幼稚園で行われている『絵本リレー』で回ってきた『せかいいちうつくしいぼくの村』でした。
最初の感想は「園児には難しすぎるんじゃ…」。
でも、読み聞かせてみると意外と子供が聞き入っている!ストーリーではなく、小林さんの絵から何かを受け止めたようでした。
『北緯36度線』は、レイラさんの紹介を読んで、すごく読んでみたくなり、探してきました。
子供たちにはまだ読み聞かせていませんが、私はすごく感動しました。
サギに似た鳥を案内役に、二人の(日本人らしい)少年と一匹の犬が、36度線上を旅します。
同じ線の上に住んでいるのに、その地の様々な人々の暮らし、風景を垣間見ることができました。
ページをめくる度に少年たちがどこにいて、何をしているのかと探すことで、また違った楽しみ方ができます。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子5歳)
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