「写真絵本」と言うと、日本ではあまり馴染みが無いような気がしますね。特に「赤ちゃん絵本」はそんなに見かけないかも。 でも色々な物に興味津々!の赤ちゃんにとって、例えば「ワンワン」を見たら、本物、絵、写真、イラスト関係なく「ワンワン」。写真でも絵でもとっても新鮮な目で一生懸命見ます。そして自然に「ワンワン」というものを理解していくのですね。 せっかくそんな新鮮な目に見せる写真なのだから、やっぱりちょっとこだわりたい。アメリカの女流写真家、タナ・ホーバンによるこの絵本、アメリカでファーストブックとして30年以上も親しまれているそうです。 本のつくりはシンプルだけど、何度も引っ張り出して眺めたくなるこの魅力はなんでしょう・・・。何となくぼやっとした輪郭に鮮明な色。ちょっとレトロなケーキやクッキー。むっちむちの赤ちゃんの手、足。赤、青、黄のつみき。可愛くて懐かしい、こんな雰囲気で「色」や「数」のイメージが覚えられたらいいな、と思わせてくれる絵本です。 写真絵本のイメージを変えてくれるこの絵本、ちょっとおすすめです!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
アメリカの女流写真家が赤ちゃんに贈る、美しくスタイリッシュな写真絵本。
2歳の娘と一緒に読みました。数字のお勉強ができる本です。写真がとても綺麗で見やすく、また分かりやすいです。数字とその数だけの○のついているのでそこを数えたり。娘のお気に入りは10のページの赤ちゃんの足です。 (Iママさん 30代・ママ 女の子3歳)
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