ひぃじいちゃんは ぼくとはちがう世界で
一生けん命生きている気がした
第10回絵本出版賞受賞作!
101年を生き抜くひぃじいちゃんと、
その命を引き継ぐひ孫のやりとりを、実話を元にしてつくった絵本です。
人生100年を超えた先にみえる世界を、 一緒にのぞいてみませんか?
ぼくのひぃじいちゃん
少しだけある 頭の毛は 白くてふわふわしている
目はちっちゃいけど きょろきょろよく動く
口は歯がないから しわしわしている
白いシャツとズボン下 茶色の毛糸のはらまきに
大きめのくつ下をはいて ほとんどベッドに横になっている
それからね…
大人だけど パンツは 弟と同じ 紙パンツなんだ
仕方ないよね…
だって!
ぼくのひぃじいちゃんは 101才! だからね!(本文より)
続きを読む