世界中の子ども達が大好きなデビッド・A・カーターさんのしかけ絵本。
中でもユーモアたっぷりでかわいい作品が数多く登場するのが、虫を題材とした「むしむし」シリーズです。
この絵本は、男の子が大好きな「のりもの」と「むしむし」としかけが合体しちゃったクイズ、さあどうなる?
もちろん、ただの「のりもの」を当てるクイズじゃありませんよ。
ここに登場する「のりもの」たちは、虫なんだから、驚きです!
「速いものから遅いものまでどんな虫だかあててごらん。」
ヒントは、「休みになると大忙し。空をすいすい飛ぶ虫は?」
隣のページを見ると、たくさんの外国のステッカーが貼られてるトランク。
しかけになってるトランクをゆっくりめくってみると、ヒューンと何かが飛び出します!
なんだろ?なんだろ?どんな虫?飛行機?でも、目玉と触覚も付いちゃって、
ますます分からなくなって答えを見ると、なんと「ジェットりょかっきむし!!」。
まさかの答えに驚きながらも、見れば見るほどくすっと笑ってしまいます。
予測不可能のなんだか憎めない乗り物虫たちは、次から次へと登場し、
最後のページでは、さらに大きなしかけとたくさんの乗り物虫が大集合!
すっかり楽しくなって、読み終わった後も
子ども達とむしむしクイズ大会が始まるかもしれませんね。
広げても両手の平でおさまる小さな楽しいしかけ絵本。
ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうです。
(絵本ナビ編集部)
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