『おっ、縦開きの洋もの本だ』と思い手に取りました。
表紙絵のオオカミくんも私好みのキャラでした。
オオカミが、井戸の中に映る月を、チーズと間違え、身を乗り出し井戸へ。
おまけに、桶まで落ちてきて。
そこへブタが通りかかり、オオカミは…。
楽しい楽しい。
縦開きの意味が解りました。
桶に乗っかったオオカミが上がっていき、降りてくるブタとすれ違うシーンはドキリとしますが、そこはオオカミ、「絵本の中では、なかなかごちそうにはありつけな〜い」と息子。
ファッション誌『VOGUE』のイラストレーターだった作者が、目指すところは、朝子どもをコチョコチョくすぐって笑いながら起こすような作品を作る事、だという解説を読んで、とっても納得しました。
このような明るく笑える作品が私も大好きです。