「もりやまさんと まちやまさんは」 みんなの声

森と町はとなりどうしでなかよしさん
お互いが意識してみているので　小さな違いにも気が付くのですね
雨の日　風の日　嵐の日日照りの暑い日　そして寒い冬の日

森は季節で変化していくのです・・・　町も変化しているのですが　森の変化を見ていて　冬の雪が降ると　町は「ゆっくり　ねてください　わたしは　ここにいますから」優しい言葉を書けます
町は　森が眠っていると　「たまには　あいたいなぁ」と思うのです・・・　そして　待ちに待った春　雪が解けて森が芽吹くと・・・　
お互いに　変化したことに気が付いて　またいっしょに過ごせる喜びを感じるのです
見えないところで　お互いが　つながっている　喜びを感じます

大切ですね　お互いを大切に思う心は　つながりを大切に！

優しく　ホッコリさせてくれるお話でした
ちょっと　ホロリときますね〜　

森と町が主人公とは驚きです。
でも、美しい表紙絵のキュートな目を添えた造形と距離感に安心してページを開きました。
その印象通り、関係性も付かず離れず、温かい気づきにほっこりです。
もちろん、もりやまさんは、季節や昼夜に忠実で。
でも、ほら、まちやまさんだって、もりやまさんが眠っている間に。
違っているけど、すれ違いも多いけど、
「みえない　ところで　つながっている」というとらえ方が素敵です。

娘と読みました。

最初、山に目があって変な感じがしたけれど、素敵な色合いの絵でどんどん引き込まれていきました。

いつもとなりにいる安心感、
ちょっとした変化に気づくところ、見守っていてくれることろに心があたたかくなります。

木がいっぱいのもりやまさんと建物がいっぱいのまちやまさん。ふたつの山のそれぞれがつづられるという、思ってもみなかった展開にひきこまれました。文はとても短いけれど、その思いが伝わってきます。ラストも素敵でした。きれいな色合いの絵も魅力的で、大人への贈り物にもよさそうと思いました。