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ネルソン・マンデラ」 みんなの声

ネルソン・マンデラ 作・絵:カディール・ネルソン
訳:さくま ゆみこ
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2014年02月28日
ISBN:9784790252771
評価スコア 4.57
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みんなの声 総数 6
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  • 過酷、でも素晴らしい人生

    マンデラ大統領が南アフリカの大統領になるまでの道のりが描かれています。

    まず驚くのは、言語統制があったということ。
    人種差別が多い他の国でも、親から貰った名前をそのまま呼ぶことが出来ないというのは、なかなかないことではないでしょうか。

    そしてアパルトヘイトの政策。
    ほんの一握りの白人が、大多数の他人種を押さえつける政策をしていることが恐ろしいし、それになぜか逆らうことが出来なかったことは、少し不思議です。
    けれど虐げられた人々は、そこから抜け出すことが心理的に難しい面もあったのかもしれないと、読みながら感じました。

    それだけに、20年以上もの長きに渡り、囚われていたマンデラさんが、それでも尊敬の念を抱かれ、多くの人々の希望の星であったことが、強く強く浮かび上がります。

    絵本という短い内容の中にも、淡々と進む文章の中にも、尊敬されるに値する素晴らしさが感じられるということは、当時の人々に、マンデラさんが本当に愛されていたのだろうと分かります。
    マンデラさんが退いた後も、理念は受け継がれていくことでしょう。
    その功績をもっともっと知りたいと思いました。

    投稿日:2020/03/11

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  • 偉大さが伝わってくる一冊。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    南アフリカの大統領だったネルソン・マンデラ氏の伝記。
    南アフリカの大統領だったこと、
    アパルトヘイトと闘ったこと、
    そのくらいの知識しかない私が、10歳の息子と読むのに
    ちょうどいい一冊でした。

    マンデラ氏が親からもらった本当の名前は「ネルソン」じゃなかったことに
    まず、へぇー。
    自分たちの言葉でつけた名前で学校にいけなかったり、
    黒人だからと入ってはいけないところがあったり、
    そしてアパルトヘイトとはなにか、
    分かりやすく説明されている一冊です。

    その時代に黒人が努力して弁護士になるだけでも偉業ですが、
    さらに戦いをやめなかったマンデラ氏。
    27年間も投獄されていてもくじけなかったその心は、
    多くの黒人の仲間たちを励ましてきたに違いありません。
    いかに偉大な方であったかが、とても印象に残りました。

    投稿日:2016/11/24

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  • 本当の勇気とは

    南アフリカのアパルトヘイト政策に反対し、何度投獄されても、自分を信じ活動し続けたネルソンマンデラ氏の一生を描いた絵本です。
    マンデラ氏が、想像を絶する困難にあっても信念を貫き通す勇気には、本当に感動します。なんと彼は、27年も刑務所に入れられていたそうです。
    彼の威厳ある行動に賛同する人も徐々に増え、最後には南アフリカの大統領にまでなります。

    日本に住んでいると人種差別などを身近に感じることはありませんが、南アフリカのアパルトヘイトについてやマンデラ氏の生涯を、子供達が知ることはとても意義のあることだと思います。

    投稿日:2015/01/29

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  • 人種差別で頑張ったおじいさん、程度の知識しか

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    ありませんでしたが、彼の生い立ちも含め分かり易く描かれています。絵が素晴らしい。おかしい事をおかしいと言い続け、自由を勝ち取ったネルソン。何処かの国も明らかにおかしいのに、その国が自由を勝ち取れる日は来るのかな。

    投稿日:2014/11/06

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  • ネルソン・マンデラの伝記絵本

    私が小学生の頃、社会でアバルトヘイトを習いました。理不尽な差別が続く地域がまだあるというのが記憶に残っていました。

    図書館で『ハリエットの道』の予約を受け取り、帰ろうとした時に図書館の棚でこの『ネルソン・マンデラ』を見つけました。

    伝記絵本を調べたことがあるのですが、その時に特に印象に残ったのがカディール・ネルソンの絵でした。伝記絵本を中心に描く作家で、表紙にその人物のアップの絵を描くという特徴があります。

    この絵本の表紙のネルソン・マンデラは、静かで優しさのあるまなざし、それだけでも引きつけられるものがありました。

    絵本なので短いのですが、27年収監されて出てきた時には読みながら思わず涙ぐんでしまいました。

    投獄された中でもできることをして、静かだけれども情熱を失わなかったネルソン・マンデラ。その深い思いが絵本を通じて伝わってくるようでした。

    投稿日:2014/04/18

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  • 勉強になりました

    恥ずかしながら、マンデラ元大統領のことは
    ほとんど名前と、アパルトヘイトをやめさせたこと
    くらいのことしか知らず…。
    昨年なくなり、話題になっていたので
    本を読もうかなと思ったのですが
    分厚い本はちょっと手を出せずにいましたら
    なんと、絵本が!
    しかも、表紙が顔面っていうすごいインパクト。
    思わず手に取りました。
    文章はちょっと硬い感じがしましたが、
    マンデラさんのことと、南アフリカのことが
    よくわかりました。
    訳者のあとがきも勉強になりました。
    小学校高学年から中学生への読み聞かせには
    ちょうどいいと思いました。
    こういう社会派の絵本って読み聞かせに手に取りにくいですが
    これは、絵も遠目がきくし、内容も時流にあっているので
    いいと思います!

    投稿日:2014/02/21

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