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てのひらむかしばなし やまんばとがら」 ママの声

てのひらむかしばなし やまんばとがら 作:長谷川 摂子
絵:沼野 正子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\946
発行日:2004年09月
ISBN:9784001163667
評価スコア 4.23
評価ランキング 23,286
みんなの声 総数 12
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  • 産後の手伝い

    秋田の昔話だそうです。
    やまんばのにしき、で知っていたおはなしでした。
    月見をしていた村に、突然の雷雨。
    最初からスリリングな幕開けです。
    なんでも、ちょうふく山のやまんばが子を産んだので、餅をついてもってこい、だと。
    そこで、70過ぎのあかざばんばが届けに行くのですね。
    当時だと相当高齢のばんばの「村のために」の行動に感動です。
    いざ、対峙したやまんばは、案外穏やかで、
    がらという子どもも怪力ですが、なかなかいい子です。
    かくして、産後の手伝いをすることになったばんば。
    こんなエピソードが盛り込まれていることに、ほっこりします。
    お土産に持たされたのが、切っても切っても長いままの錦。
    昔話語りの中で、鮮やかな色彩が目に浮かびます。
    長谷川摂子さんの再話は、このやまんば親子に焦点が置かれているのでしょう。
    その親子像も素敵です。

    投稿日:2022/03/11

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  • こんなやまんばもいるのね!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    3歳の娘が図書館から借りてきました。

    ちょうど手ごろなサイズと、色彩豊かな絵が気に入った様子。
    8歳の息子と一緒に読みましたが、
    3歳娘もそばでずっと聞いていました。

    やまんば、とあるので、コワイ話かな・・・
    寝る前に読むのはどうかな・・・と思っていましたが、

    なんとも人間味のあるやまんば。
    そして生まれたてのやまんばの子、がらも、
    とってもくるくるという事をきく働き者。

    結局、一つもコワイ思いもせず、
    しかもハッピーエンドで終わって、
    「やまんば、いいひとだったねぇー」で終わりました。

    やまんばが優しい、こんな話もあるのね。
    絵も明るい色使いで、日本の昔話にしては、
    教訓めいた内容でもない、さくっと楽しめた一冊でした。

    投稿日:2015/02/17

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  • やさしい やまんば

    やまんばと聞くと、山奥にいるおそろしい者というイメージですが、このお話では、やさしいお母さんやまんばです。

    お世話になったばんばのためにと、切ってももとどおりになる錦を贈り、村人が風邪もひかずに暮らせるように気をつけたりと、まるで村の守り神のようです。

    タイトルの「やまんば」に怖がっていた子供も、読み終わったら「いい やまんばだったね」と言っていました。

    投稿日:2011/07/19

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  • 怖くないやまんば

    やまんばがでてくる昔話ってどこか怖さが漂うものですが、このお話のやまんばは怖くないなあと思いました。

    そういった意味でも意外なお話でした。

    やまんばの子どもが生まれてからすぐに動けて力持ちなのもさすがやまんばだと思いました。

    「秋」「月見」などがあるので、季節的には秋ごろに読むのがよさそうですね。

    もう少し大き目の本ならたくさんの子どもたちへの読み聞かせにも向きそうだと思います。

    投稿日:2010/05/09

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  • 昔話

    昔話が好きなのでこの絵本を選びました。ちょうど掌に乗る大きさが持ちやすくて良かったです。文章と絵がぴったりと合っているのが気に入りました。勇敢な主人公がカッコ良かったです。気持ち一つでどんな事でも成し遂げていく姿に感動しました。自分の為だけではなく村の人の幸せを考えて行動する主人公の優しさが心に染みました。文章の結び方が独特でセンスがあるなと思いました。

    投稿日:2010/01/29

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  • 「ガラ」って、名前の由来はなんだろう?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    「てのひらむかしばなし」シリーズです。
    このお話、どこかで聞いたことがある気がするのに、思い出せません。(気になる!)

    これもとても面白いお話でした。
    やまんばって、子どもが成長するのも、めちゃくちゃ早いんですね〜。しかもなりが大きいだけで「ガラ(やまんばの子)」はすごく優しいいい子だし。
    このお話では「やまんばは」山の鬼ではなく、山の神様みたいに描かれています。
    ところで、「ガラ」って、名前の由来はあるんでしょうか?ちょっと気になります。

    そして、やまんばのいえへ餅を持ってきた村のばんば(おばあさん)と、やまんばとの不思議な友情のようなものも見えて、読んでいて楽しめました。
    幼稚園くらいのお子さんから小学校高学年まで、結構幅広い年齢で、楽しめると思います。

    投稿日:2009/05/25

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