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シニガミさん2」 ママの声

シニガミさん2 作・絵:宮西 達也
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,047
発行日:2012年09月19日
ISBN:9784904188200
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 34
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23件見つかりました

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  • もう少し読み手に預けた作品にしてほしい

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子13歳

    決して悪い作品ではなく、むしろすばらしいテーマで描かれているとは思います。

    ただ、書き手も思いがダイレクトに表現されていることに、少しばかり違和感を感じました。
    『シニガミさん』の描き方も存在感も素晴らしです!!
    もう少し解説的なコトバを取り除いていてくれたら、もっと読者それぞれが自分で考えられるんじゃないかな〜と、思いました。
    特にこの表紙絵の描きたかは印象的ですごいと思いました。

    投稿日:2013/08/05

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    3
  • あえて低学年に...

    こんな時代だからこそあえて低学年に読み聞かせしました。
    反対意見もありましたが、誰でも避けて通れない道...
    子供の心の片隅にでも、なにか感じ、思い、残ってくれればいいと思いました。
    でも、ここが読み手の腕のみせどころ!
    お話会終了後、大人の方からはよかったと声をかけてもらい、子供達からはインパクトがあったらしく、私が通ると あっ!シニガミサン!
    名前では読んでもらえず、シニガミサンですよ....
    低学年なのでシニガミサンを読んでくれた人ではないのです。(笑)
     
    じっくりと聴かせた後、楽しいお話とセットがいいと思います。

    投稿日:2013/06/26

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    2
  •  「シニガミさん」は、2009年10月初版の作品でした。
     ホロリとさせられながらクスリと笑わせられ、最後にホッとさせてくれる名作でした。
     こちらの「シニガミさん2」を図書館で見つけ開いて、「シニガミさん」に登場していたブタくんの孫の代のお話になっていました。

     今回は、(孫)ブタくんと親友ウサギちゃんのと取り返しのつかない悲しい行き違いで、残された(孫)ブタくんの嘆きが綴られています。
     
     愛する人に先に逝かれてしまうと、人は必ず失った悲しみと共に、「ああすればよかった。こうしていればよかった」と、大なり小なり後悔を長い間引きずり、なかなか立ち直れないものです。
     
     この作品では、シニガミさんが生と死の狭間に立って(孫)ブタくんとウサギちゃんの誤解を解き、残ったブタくんに生き続けていく力を授けてくれ結ばれています。

     2011年3月11日を境に、突然愛する人を失ったたくさんの人たちの遣り切れないおもい・後悔・おおきな喪失感を慮り、宮西先生が作られた作品なのではないでしょうか。

     「シニガミさん」と合わせ、大人の方々にもお薦めしたい作品です。

    投稿日:2013/07/28

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    1
  • 自分の言動

    「シニガミさん」の続きということで買いました。
    今回のお話は切ないお話。

    小1のクラスで読み聞かせをしました。
    「まだ早いかな?」とも思いましたが、子供たちは楽しみにしてくれて、
    はじまったらシーンとなり、真剣に聞いていました。

    コブタちゃんは、仲良しのウサギちゃんとケンカして勢いあまって
    「ウサギちゃんなんか、死んじゃえー!」と言ってしまい、
    数日後に本当にウサギちゃんは死んでしまう…。
    そして、シニガミさんに、ケンカ別れしたあとのウサギちゃんのことを
    聞いたコブタちゃん。

    最近の子供はゲームやテレビの影響なんかもあるのでしょうか、
    簡単に「死ね」などという言葉が出てきたりします。

    言うのは簡単です。誰にでも言えます。
    その言葉は、何も考えず、出てきた言葉かもしれません。

    でも、本当にその相手が死んでしまったら…??
    そのときの自分の気持ちは?残された人の気持ちは?

    そういうことを考えさせられる本だと思います。

    この本を読み終わったとき、いつもなら挨拶で終わるのですが、
    この日だけはみんなから拍手がおこりました。

    きっとみんなの心にも何か響いたものがあったのかもしれません。

    子供だけでなく、大人にも読んで欲しい絵本だと思います。

    投稿日:2013/02/18

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    1
  • しっかりと読みました。

    「死」というものは大人にも難しいテーマですが

    このえほんは、まさにそれがテーマです。

    子供にはそれほど伝わってませんが、

    読んでいる大人は、何とも胸を締め付けられます。

    うまく説明できない、なんとも言い難い気持ちになります。

    でもうまく説明できなくて当たりまえだと思います。

    生かされているという、この状態が

    なんだか不思議な感じがしました。

    死を教えるというよりは、大切なものを教える、

    そのレベルでいいと思います。

    死、そのものを教えるには絵本では無理だと思います。

    投稿日:2013/02/17

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    1
  • 集合読み聞かせには不向きかと

    小学校の読み聞かせの時、2年生に読みました。
    シニガミさん1の時はとっても反応がよかったのですが、
    2の時はクラスの雰囲気が暗くなってしまいました。
    子供たちは死んでしまったウサギちゃんを、
    1の時のようにシニガミが助けないのでがっかりでした。
    現実にはゲームやアニメのようなREBORNは不可能なのだということを知ることは必要です。
    子どもたちが『死ね!』などと平気で使っているのを聞くと心が痛みます。
    でも絵本でこの結末はいかがなものでしょうか。
    大切な人が死んでしまったら大事な思い出としていつまでも忘れないでおこう、そしてその分まで生きていこうという、
    メッセージには共感できますが、多くの子供たちは死は身近ではないのです。

            『大切な人、愛する人』をなくされた
                 すべての 人に おくります

    とあるように子ども大人にかかわらず、身近な人の死を経験している方に読んでもらうのがいいかなと思います。

    投稿日:2013/02/14

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    1
  • 花も葉も赤い花は持っていると幸せになれる、、、と、古くなって褪せたものの赤い花を大好きなうさぎさんにあげた主人公のぶた。でも、こんな枯れた花!と折ってしまううさぎさんに「しんじゃえ!」と言って逃げていくぶたさん。でも本当に死んでしまったので、後悔して泣いています。でも、シニガミさんに本当のことを聞いて、毎日謝罪の手紙を出したり、イチゴをお詫びに摘んだことなどを聞き、しかも最後はその赤い花を摘むために、崖にいって落ちて死んでしまったうさぎの話を聞いて死んで追いかけたくなったぶたさん。でも、シニガミにたしなめられ、うさぎの分も生きて欲しいという願いを聞いて、生きていくぶたさん。

    シニガミさん(1)では、豚のために赤い花を摘んだ狼はシニガミさんの好意で死なずにすみました。

    でも今回の2では、うさぎさんは死んでしまう。そこの違いはどこなんだろうなと思いながら読みました。

    最近、自殺したり、人を殺したりという事件が多いですが、宮西達也さんのトークショーでは「子供達が死にたいと思うこともあるかもしれないけど、絶対に死なないで欲しい」と言っていました。そんな願望があらわれたような作品でした。泣けます。

    投稿日:2013/01/27

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    1
  • 死に対峙する

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子19歳、男の子16歳

    『シニガミさん』の続編。
    前作の黒い表紙から一転、白い表紙。
    そしてその表情が意味深です。
    死を自由に操るというシニガミ。
    その姿は変幻、つまり、どこかでいつもじっと見守っているのです。
    今回関わるのは、仲良しのウサギちゃんの死に直面したコブタくん。
    「どうか、ウサギちゃんのところにつれてってください」
    そんな訴えに、シニガミは、その訳を聞き出し、一喝します。
    ちょっとした誤解が誤解を呼び、ついには分かり合えぬまま、死別したコブタくん。
    死者が何を願っているか、それをわかった上で生きていくことの大切さが伝わってきます。
    前作よりも、深く考えさせられます。
    引き続き、赤い花も象徴的に登場します。
    さあ、子どもたちにはどのように届けましょうか?

    投稿日:2012/12/03

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  • 今度はとても切ないお話

    前作の『シニガミさん』は試し読みで感動し、即購入のシニガミさんのファンでした。今回はどんなお話?続きのお話かと思ったら違いました。でも、ブタくんのおじいちゃんは、前作のコブタちゃん??そしてちゃんと″あかいはな”とあの崖もでてきます。

    今回はブタくんと、ウサギちゃんのお話でした。
    お話が始まると、泣いているブタくん。
    もうウサギちゃんはいませんでした。
    もう一度ウサギちゃんい会いたい一心でシニガミさんを求めるブタくん。
    そしてシニガミさんの登場です。ブタくんがウサギちゃんとの楽しかった思い出、喧嘩してしまったことを話します。
    するとシニガミさんが、ウサギちゃんの最後の日々をブタくんに話してくれます。
    二人の喧嘩、そして行き違いや勘違い。
    本当はお互い大切に思っていたのに!とても切ないです。
    やり直したくてももう遅すぎる、もう変えられないって本当に辛いことですね。

    あの時、ちゃんと声に出して伝えておけば、
    あの時、許してあげていれば、こんな悲しい結末を迎えることがなかったんだと、、、後悔の嵐。
    前回のようなハッピーエンドを期待していたので本当に切なかったです。でも、このような命の尊さを伝えてくれる絵本は大切かもしれませんね。読みきかせは辛いですけれど。

    投稿日:2012/10/16

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  • 残された者の生きる勇気

    前作の『シニガミさん』に感動して、
    とても楽しみに『シニガミさん2』を全ページ試し読みさせて頂きました。
    子供より一足先に、私一人で。

    今回はブタくんと、仲良しだったウサギちゃんのお話です。
    赤い花をめぐって喧嘩してしまった後、ウサギちゃんは死んでしまい・・・。

    ウサギちゃんの死の真相を、シニガミさんがブタくんに伝える展開です。
    前作がハッピーエンドだっただけに、今回は切なくて心がギュッとしました。

    先に逝ってしまった者と残された者。
    どちらも悲しくて切ない。
    でもこの本は生きる勇気を与えてくれます。
    とても、とても切ないお話ですが愛に溢れています。

    ブタくんのおじいちゃんは、前作のコブタちゃんなのでしょうか?

    『シニガミさん2』から読んでも心に残るお話ですが、
    前作の『シニガミさん』を読んでから読むとますます良いと思います。
    2冊セットで購入し、カバーの下に何が描かれているのか確認したいです。

    子供たちにとって、生と死や友情について考えるきっかけになると思います。
    もちろん大人にも。

    投稿日:2012/09/27

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