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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

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ピアノ調律師」 ママの声

ピアノ調律師 著:M.B.ゴフスタイン
訳:末盛千枝子
出版社:現代企画室
税込価格:\1,980
発行日:2012年11月
ISBN:9784773812176
評価スコア 4.7
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  • 大好きなひととの日常のなかで

    ピアノ調律師のルーベン・ワインストックは、亡くなった息子夫婦の孫娘デビーと暮らしています。いつもの日常のはじまりに、ルーベン・ワインストックは朝食の準備を済ませるとゆっくりと二階にあがり、デビーを起こします。「フフフフーン」という二人の声は、デビーが半音高い音程です。ピアノ調律師として人生で自分の好きなことを仕事に生きる大好きなおじいちゃんを隣でみながら、ピアニストの演奏を聴いてデビーが感じたことは、そしてデビーが決心したこととは・・・。二人が「フフフフーン」と歌う日常は、デビーが朝食の準備をしておじいさんを起こしに行き、「フフフフーン」は同じ音程に変化しています。大好きなひとの人生を一緒に歩む日常にも小さな変化があること、好きなことを仕事にする幸せやふたつずつの朝食の風景に本当の幸せの大切さを教えてくれます。

    投稿日:2021/05/23

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  • 大切にしたい

    中学生にも読ませたい「絵本」というくくりで
    図書館から借りてきた。

    帰宅後ひらいて驚いた。
    これは「絵本」かなぁ・・。
    絵はそう多くはなく、文章のボリュームがすごい。
    そしてそのお話は・・・温かかった・・。

    両親を亡くした女の子と、そのおじいちゃん(ピアノ調律師)の物語なんだけれど
    安全な道を行ってほしい親と、大好きなことが見つかった子といった構造のお話になっている。

    この物語の一番の肝は、おじいちゃんの友人のピアニストの
    「人生で自分の好きなことを仕事にできる以上に幸せなことがあるかい?」というセリフに込められている。

    とにかく翻訳がとても良い。
    そして、登場人物が全員温かい。

    迷走中の中3の娘も、何か感じてくれただろうか・・。

    ずっと手元に置いて、何度も読み返したい、
    珠玉の一冊です。

    投稿日:2019/04/02

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  • 好きなこと

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳

    ピアノ調律師のおじいさんは孫娘にはピアノを弾くほうに熱を入れてほしいのですが、孫娘はピアノ調律師になりたいのです。
    好きなことをやりたいという気持ちはよくわかりますし、うらやましくも思います。
    うちの子はまだ幼いので夢は変わるかもしれませんが、好きなことをやってもらいたいなー。

    投稿日:2018/02/24

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  • 長く楽しめます、大人向け

    • 洋梨さん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子12歳

    半分は自分のために購入しました。
    仕事で知り合った方からおすすめされた絵本です。
    「大人の人にこそ読んでほしい絵本」
    まさにその通りで
    車に積んで、忙しい仕事の合間に読んだりしています。

    娘にももちろん読んで聞かせましたが
    将来なりたい職業が日替わりの娘には
    まだピンとこないようです。

    テニスが好きだとして
    テニスプレーヤーになる人もいれば
    テニスコーチになる人もいるし
    審判になる人もいれば
    シューズのメーカーに勤務する人もいるし
    テニスコートの管理人になる人もいれば
    スポーツ用品店に就職する人も。

    この主人公は、自分の好きなことを追求してて
    本当に気持ちいいです。

    色々な可能性を秘めたこれからの子ども達の
    背中を押してくれる一冊です。

    大人にとっても。
    未来が見えず迷っているとき、踏み出す勇気をくれますよ。

    投稿日:2014/10/07

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  • 一生大切にしたい本と出会えた!

    デビーの夢は、いつかおじいちゃんみたいな世界一の調律師になること。でも、孫娘にはピアニストになって欲しいというおじいちゃんの心は、複雑(デビーが可愛くて仕方のないおじいちゃんは、もっと良い仕事に就いて欲しいと願っているのです)。そんなおじいちゃんに、友人のピアニストが言いました。

    「人生で自分の好きなことを仕事にする以上に幸せなことがあるかい?」

    この言葉、似たような言葉を、何度か聞いたことがあるけど、この絵本ほど、響いたものはない。これは本当に、素晴らしい絵本。大切に大切につくられた絵本。カバーをとると、落ち着いた緋色、素敵な手触り、銀色の調律道具。細部まで丁寧に作り込まれたんだなと感じる。
    世界一の調律師と、その孫娘デビーと、おじいちゃんの友人の名ピアニスト。紡がれる言葉と、日常と、デビーの「おじいちゃんみたいな調律師になりたい」という夢。ゴフスタインのシンプルで幸福な絵(演奏会の観客席、おじいちゃんにぴったりと寄り添って座っているデビーがとっても可愛い)。それらすべてが織りなす、唯一無二の物語。あまりにもひたむきなデビーの心に、思わず涙してしまった。

    一生大切にしたい絵本と出会えた!

    投稿日:2014/01/08

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  • 朝の風景

    ゴフスタインの絵本にハマって、いろいろと読んでいます。こちらは絵本というよりも、読み応えのある物語でした。
    夢のあるストーリーも素敵でしたが、主人公のおじいさんであるピアノ調律師のストックと孫娘デビーの普段の生活の様子が印象的です。毎朝の朝食のシーン。丁寧に食卓を整え、ふたりで片付けまできちんと済ませます。
    まずは日々を丁寧に暮らすことから何事も始まるのだなと感じ、自分の生活を省みました。

    投稿日:2013/11/16

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