「クリスマスのあくま」 なかなかよいと思う みんなの声

クリスマスなのに「悪いこと」をしなきゃならないあくまの子。

どうしたらいいかなぁ〜って悩んでいるところに
出会ってしまったのがススだらけのサンタクロース。

煙突から入る時に足を滑らせ、足をくじいてしまったサンタさんは
自分を「あくま大王」と間違えたあくまの子をだまして
手伝いをさせてしまいます。

しかし…サンタさん。登場した時は温和な顔つきなのに、
煤だらけになったとたんに、ちょいワルな表情になるのってどうなの（笑）

サンタさんはいい人で〜という夢を壊したくない方には
オススメしませんが、こんなサンタもＯＫって方には
大笑いしてくださ〜い♪

ひょんなことから最近原マスミさんのファンになりました。
歌も絵も素敵すぎる。
そしてこの絵本を読みました。

原マスミさんの強烈な個性を期待してしまったのですが、
絵本としての枠からはみ出しているのではないかという
そういう期待があったのですが、
そこまでではなかったというか。
そういう絵本ではなくて、
ちゃんと子どもも読めて、
ストーリー的にも起承転結もあって、
原さんがちゃんとした絵本を作られたのだなと、
そういう感想を持ちました。

原さんが心の優しいピュアな方なんだなってことも伝わります。
私にはあくまの子どもが原さんのように見えました。
もちろん普通のクリスマスの絵本ではないです。
サンタさんがちょいワルなんて、世界中探してもきっとないと思います。

悪魔とクリスマス！

とっても気になりタイトルで買いました。

悪いことをしなくてはいけないはずの悪魔は、あまりしたくないのです。でも、すすに汚れたサンタをだいおうさまと勘違いし、サンタの手足としてプレゼントを子供においてきます。本物のだいおうさまに叱られますが、男の子の、ありがとうと言ったシーンが忘れられない、、、。

オチはないけど、このあとどうなるのだろうと思わせるお話でした。

クリスマスに意外なサプライズ絵本になりそうです。