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都会のワニ

都会のワニ(小学館集英社プロダクション)

都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語

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ストライプ たいへん! しまもようになっちゃったなかなかよいと思う みんなの声

ストライプ たいへん! しまもようになっちゃった 作・絵:デヴィッド・シャノン
訳:清水 奈緒子
出版社:らんか社
税込価格:\1,650
発行日:1999年
ISBN:9784883301331
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,181
みんなの声 総数 54
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  • 自分が自分であること

    正直を言うと、この本を手にするまで何度も躊躇があり、他の本と一緒に勢いで取り上げた絵本です。
    何故なら、カバーの絵のストライプ。身体中が原色で縞模様になったカミラに圧倒されてしまったのと、パラパラとめくったページでカミラがさまざまに変化していく様が強烈だったから…。
    この本を手に取った人は勇気のある人かも知れません。

    しかし、この本はそんなインパクトとは別に、自分が自分であることを強く訴えています。
    さまざまなドタバタの末、家の一部にまでなってしまったカミラは、自分の些細な望みを素直に口にすることで自分を解放します。

    家族でも、友だちでも、医者でも治せないもの、それを直すのは自分の意志だとこの本は教えてくれました。

    この極彩色のパノラマ世界は、アメリカならではのものかも知れません。

    投稿日:2009/06/18

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  • 少数派でも個性です!

    カミラ・クリームはリマ豆が大好きです。

    でも絶対食べようとしません。

    学校のみんながリマ豆が嫌いだったからです。

    人の目ばかり気にして

    食べたいものもずっと我慢していました。

    新学期の初日服を選んでいたカミラ。

    なぜが身体中がストライプになりました。

    そこからというもののアメリカの国旗になったり

    体が気になり根っこが生えてきたり、

    一体これはなんなんだ?!と思うくらい

    次々におかしなことが起こります。

    何が原因か、どんな先生にもわかりませんでした。

    突然表れたおばあさん。

    この人が手に持っていたものは?!

    やっぱり子供には素直でいてほしいね。

    個性を消さないでほしいです。

    投稿日:2023/03/26

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  • 他の人の目を気にする、みんなと違うことを気にし過ぎる女の子のお話です。

    肌の色が変わってしまったり、形が違ってしまったりする様子が、
    「人と違うこと」を暗喩で表現しているように思いました。

    低学年の子供には、ちょっと面白いお話で終わってしまいそうですが、
    行間が読み取れるようになる高学年には、
    このお話が伝えたいことが分かるのではないかと思います。

    投稿日:2018/09/03

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  • ビックリ!

    5歳3歳の娘たちに読みました。カミラという女の子がある日体がストライプになってしまうというお話です。衝撃的なお話で、私は正直あまり好きな感じではないですが(ごめんなさい)・・・。でも娘たちは変わっていくカミラの体に夢中でした。もうお話を楽しむというより、カミラの模様を楽しむ方向になっていたようです。

    このお話でいいたいことは「人と同じじゃなくていい」ということでしょうか。何だか私には伝わりにくい、というより深いお話なのでしょうか。娘たちが繰り返し読んでいたので、☆4つにしました。

    投稿日:2013/11/10

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  • 読後は清々しい気分

    小学校1年生の娘が、図書館から借りてきました。私は表紙の絵に一瞬たじろいでしまいましたが、お話しを読めば楽しく、なんだか元気が出てきて、読後は清々しい気分。好き嫌いせず読んでみるものだなと思いました。
    娘はリマ豆を知らないので、いまいち話を理解できていないのでは?と思い、ついつい「リマ豆というのは人気がない豆みたいだね。カミラは大好きなのに、みんなが嫌いだからって食べなかったら・・・」などと説明しようとすると、「そんなことは読んだから分かってるよ」と言われてしまいました。下手な説明は不要ですね。

    投稿日:2012/03/02

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  • ちょっと怖い

    自分の好きなことを抑えていると
    どんどん周りに飲み込まれていってしまうという少し怖い感じを受けました。
    絵がおもしろかったのか息子は割と楽しそうにみていました。
    それでもカミラが元に戻ったところではホッとした様子だったので
    何かを感じているのかなと思いました。

    投稿日:2010/04/23

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  • 迫力あるお話ですね

    • しいたけさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子10歳、男の子5歳

    自分らしく、自信を持って生きて行きましょう!
    というメッセージは共感できるのですが、
    どうして好物を我慢した結果がこうなるのか?
    だいたい、リマ豆ってなんなの?
    と疑問がつきませんでした。

    でも5歳の息子のツボにはまったようです。
    毎夜、読んでくれと言ってきます。
    絵の力強さ、色彩、お話の発想は奇想天外。
    迫力満点です。
    得にカミラが自分のニュースをテレビで見ている
    うしろ姿。悲しい上に笑ってしまいます。

    幼児にしては長いお話を
    息子はじっくり聞いてくれているので、
    やはり大好きな本のリストに入ってしまったようです。

    投稿日:2009/06/22

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  • 自己主張

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    表紙がインパクトありすぎて、しばらく手にするのをためらっていた絵本です。

    読んでみて、やっぱり少し怖かったというのが正直なところ。
    子供の頃、アニメの「赤毛のアン」でアンの髪の毛が緑色になって元に戻らなくなったことがあります。
    それが、大人になった今でもまだ時々思い出すと怖いのです。
    そのときの衝撃と何だか似た感じがしました。

    でも、話の内容はちゃんと意味があって、心に残るものでした。
    周りと一緒じゃなくちゃいけない。
    そういう気持ちって、子供の方が強く持っているんでしょうね。
    みんなと一緒、みんなと一緒、という気持ちが、体に現れてきたのでしょう。
    だからみんなのいう言葉が体に現れてきた。
    しまもよう病。体に症状が出てこなくても、心の中にしまもよう病を持っている子はたくさんいるかもしれません。

    みんなと一緒は協調性という点ではいいことですが、今回はちょっと違いますよね。
    好きなものは好きと言える自己主張は大切なこと。
    そして、ちゃんと自己主張ができるような周りの環境も大切だと感じました。
    娘が大きくなったら、ちゃんと教えてあげたいと思いました。

    投稿日:2009/03/09

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  • 気持ち悪いよぉ

    • とっきいさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子12歳、女の子9歳

    読み終えて娘(小4)が口にした感想です。
    私は高学年に向けての女の子の気持ちをうまく表した絵本だなぁと思って借りてきたのですが、娘は好きではないようです。でも、学校に持って行ったら先生が読み聞かせてくれたようで、子ども達の反応が良かったので、また読みたいと言ってくださいました。絵がインパクトがあるし、読んでもらう子供の精神年齢も関係するのかなって思いました。

    投稿日:2008/11/04

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  • Oh

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    娘が薦めてくれなかったら
    読むことはなかったかもしれない絵本です。
    表紙の女の子の容姿が強烈なんです。
    でも 読んで良かったです。
    読まず嫌いを 
    またまた反省させられた1冊となりました。

    自分は他の人にどう見られているのか…
    そんなことばかりを気にしているカミラ。
    とうとう体を壊して!?しまいます。
    ページをめくる度に起こるカミラの変貌に
    何度も衝撃を受けました。
    自分の気持ちや心ときちんと向き合い
    そして素直に生活する事が
    健全に生活する為には どんなに大切か…を
    ストレートに感じる事ができました。
    哲学的なテーマにも関わらず
    カミラの変貌は深刻でありながらも どこかコミカルで
    軽やかに読み進められます。
    お友達の目や気持ちが気になり始める
    小学校中学以上の子供達に
    是非手にとって欲しいと思えてくる絵本でした。

    投稿日:2008/01/09

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