保育園でも「うんちっち」は大人気なので、図書館でこの絵本を見つけてすぐに持ってきた娘。「うんちっち」もそうですが、ただのいたずらっこで、うちの娘はどちらかというと穏やかに遊ぶのが好きなので、重なる部分がないのも、私が読んでいて楽しくないのかもしれません。
この絵本の気になる点はシモンが「オオカミだー」って叫んだとき、お母さんもお父さんもシモンを置いて逃げちゃう所。だから、シモンがこんな「やりたい放題」の悪い子になるんだと心の中で思ってしまいます。
もちろんうそをついてばかりいると本当に困ったときに誰も信じてくれないよ、っていう教訓(?)が含まれてはいるんだろうけど、そんなことよりシモンのいたずらばかりに目がいってしまって、素直に楽しめない作品です。