クリスマスのおくりもの」 みんなの声

クリスマスのおくりもの 作・絵:ジョン・バーニンガム
訳:長田 弘
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1993年
ISBN:9784593503063
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,824
みんなの声 総数 32
「クリスマスのおくりもの」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

32件見つかりました

  • サンタさん、ご苦労様!!

    クリスマスイブの大仕事を終えて帰宅したサンタさん。
    ところが、袋の底に一つだけ配り残したプレゼントがあることに気づきます。
    トナカイはもう疲れ果てています。仕方がない、サンタさんは自分も疲れた体に鞭打って、徒歩で!はるか遠いそのプレゼントの届け先まで届けにいくことに・・・。

    いかにものんびりした感じのサンタさんなのに、そこからの冒険がすごいです(笑)。飛行機に乗せてもらっては不時着し、ジープに乗せてもらっては転倒し・・・。
    クリスマスイブの夜はどんどん更けていくのに、夜明けまでに遠い遠い届け先のおうちまで行くことが出来るのかしら?
    それは、読んでのお楽しみです♪

    手伝ってくれる人に出会うたびに繰り返されるサンタさんの挨拶。
    そして皆途中で先に進むのを断念し、次の人を紹介してくれます。
    この繰り返しのリズムが、子どもの心をつかむようですね。

    これを読んだ4歳の息子の感想は、「サンタさん、、、ご苦労様だったねー」でした(笑)。裏表紙の山のてっぺんにある家をみながら、「ここに行くまでに○○に乗って、次は○○で、・・・」と手でたどりながらサンタさんの道行きをたどっていました。

    楽しいクリスマス絵本です。これも、クリスマスの時期の我が家の定番になりそうです。

    投稿日:2008/12/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 息子が大好きな本です。

    息子が大好きで、よく読むのですが、親としては読むのが大変な本です。何しろ、サンタクロースがプレゼントを配り忘れた子どもの名前がハービー・スラムヘンバーガーという長い名前の上、毎回いろいろな人に頼んで、行くのを助けてもらうので、その説明をするくだりが長いのです。繰り返し読むうちに、慣れるどころか舌をかみそうになります。

    でも、横で楽しんでいる息子のために、ハービーと短くはしょっらず、読んでいます。これを読まれるお母さん方は大変だと思いますが、子どものために頑張ってくださいね。長いお話を子どもが選ぶと理由は、大好きなお母さんと長く一緒に過ごしたいからなのですから。

    投稿日:2007/05/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • みんなが一人のために

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    プレゼントを配り終え、トナカイもベッドにはいり、サンタもやっと休めると思ったとき、
    なんとふくろにひとつプレゼントが残っていたのです。
    がーーーん。この時のショックはきっと、大人のほうが分かるでしょう。
    洗濯が終わったあとに、脱いだものをかかえる夫の姿を見たときや、
    掃除機をかけ終わって、やれやれと思ってついゴミ箱を蹴飛ばしたときとか、
    とにかく、やさしいサンタさんは、トナカイなしで届ける決心をします。

    サンタさんに頼まれて嫌という人は多分いないでしょうね。
    いろいろな人が助けてくれます。
    やっと届けたプレゼント。
    その子はそんな苦労も知らないけれど、たくさんの人の愛情が詰まってることは感じるでしょう。

    大仕事を終えて帰っていくサンタさんの頼もしいこと。
    赤い衣装のしたのパジャマがなんともいい味出してます。

    日ごろ、当たり前に手元に届いているものも、たくさんの人々の手がかかっているんだなと感じました。

    投稿日:2007/06/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • トナカイの不調で、たった一つ届け忘れたプレゼントを届けるためにサンタさんは地上をてくてく歩き始める…。

    サンタはトナカイに乗るもの、というイメージを打ち砕くように地道な道を選んだサンタさん。やっぱりトナカイがいないと空は飛べないんですね。(笑)

    でも次々と飛行機やらジープやらバイクやらいろんな文明の利器の助けを借りて、ついにはアクションスターさながらにロッククライミング!とてもハイカラ&タフなおじいさんです。

    サンタが地上で車に乗るなんて…子供は幻滅するのか、面白がるのか?
    大人は笑ってしまいますね。
    あまり教訓めいた部分がすくなく、面白おかしいサンタさんの冒険活劇です。

    投稿日:2007/04/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • 配り忘れたプレゼント

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    仕事を終えてホッとしたサンタのおじいさん。
    袋のなかに配り忘れたプレゼントを見つけてびっくり!
    届けなくっちゃ!でもトナカイはもうぐっすり休んでいる。
    パジャマに赤いサンタのコートをはおり歩いて出かけます。
    ところが、贈り物の届け先はとてもとても遠いのです・・。
    なんとかクリスマスの朝までに届けたいというサンタの
    おじいさんと出会う人々のやさしさがとてもいいです。
    が、なんといってもバーニンガムの作品。
    登場する男の子の名前が不思議で面白く、
    彼のもとにたどりつくまでの過程も一筋縄ではいきません。
    「がんばれ!サンタさん。」思わず声に出してしまった息子。
    目的の家が見えたときには親子で一緒にホッとしました。
    ドキドキしながら、温かいやさしい気分になるお話です。

    投稿日:2006/12/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • サンタさん、お疲れさま!

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    クリスマス・イブの夜。おじいさんサンタと2匹のトナカイは、世界中の子どもたちにプレゼントを配り終え、へとへとになって家に帰ってきました。食事を済ませトナカイたちを休ませて、ベッドに入ろうとしたサンタさんは、たった一つ、プレゼントを配り忘れたことに気づきます。さあ大変!
    パジャマ下に赤いコートを着、ハービー・スラムヘンバーガーにプレゼントを届けるため、命がけで旅をするサンタさんの姿に胸を打たれます。やっとの思いでプレゼントを届け、家に帰りつきバタンキューのサンタさんに、思わず「お疲れさま」と声を掛けたくなりました。最後の1文に大きくうなずきました。スケールの大きな、夢いっぱいの素敵なおはなしです!

    投稿日:2006/12/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • めざせロリー・ポリー山!

    サンタクロースをバーニンガムが描いた…というと優しいお話を想像しますか?それともちょっとシニカルなお話を想像しますか?これはどちらでもないハラハラドキドキのお話。

    クリスマスイブにサンタは疲れ果てて自分の家に着き、ベッドに潜り込もうとした…
    その時!袋の中にもう1つプレゼントが残されているのに気づいたのです。
    受取人はロリー・ポリー山という遠い山の山頂に住む小さな男の子。でもトナカイたちはもう寝ています…。

    どうするサンタクロース!
    おじいさんサンタは歩いて家を出発するのです。パジャマの上に赤いオーバーを着て…。

    もう歩けない!という頃飛行機乗りに出会い空を飛ぶのですが、雪のため不時着…。その後何人もの人に助けられながらプレゼントを届けに進むおじいさんサンタ!

    「おじいさんサンタ」「私の名前はサンタクロース」「ロリー・ポリー山」…繰り返されるテキストのリズムと、大判の画面いっぱいにひろがる美しい色!クリスマス絵本の逸品です。
    年中・年少のこどもたちが、息をのんで楽しみました。

    投稿日:2006/12/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 優しさに包まれる本

    プレゼントを配り終えたサンタさんは、具合の悪いトナカイの様子を見ながらパジャマに着替えて寝ようとします。
    が、袋に残った1つのプレゼントを発見します。
    トナカイ休ませないといけないから、パジャマの上に赤い外套を着て自分で歩いてはるか遠くのロリーポリー山のてっぺんに住んでいる男の子の家目指して歩き始めます。
    途中いろいろな人に助けてもらって進んでいきますが、簡単にはいきません。でも最後まであきらめずに進んでいきます。
    サンタクロースさんが助けてもらうとき、ちゃんと
    「私の名前はサンタクロース。」って自己紹介するのが楽しい。
    名前や地名の繰り返しが多くて、読むのはちょっと大変ですが、聞いている方はスリルと最後の安心を受け取ってくれます。

    投稿日:2006/03/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • がんばれ、サンタさん

    クリスマス・イブ。仕事がほっとしたのも束の間、袋の中には配り忘れたプレゼントがぽつんと一つ。
    風邪気味のトナカイをいたわって、サンタは一人でプレゼントを届けに出かけます。でも、「生まれてから一度もプレゼントをもらったことのない」少年の家は、遠い険しい山のてっぺんにあるのです。
    だけど、おじいさんサンタはくじけない。そして、サンタに出会った人もみんな親切です。沢山の人が、自分の乗り物で途中まで送ってくれます。みんなの優しい気持ちのリレーで、とうとうプレゼントは少年の枕元に届くのです。
    プレゼントを届けた後のお話は、文章では語られていません。その代わりに、見開きいっぱいに、色々な乗り物に乗せてもらうサンタの絵が。中には何でこんな乗り物に? と笑い出したくなるような物もあって、帰り道のサンタの冒険を色々想像するのも楽しいです。
    ちょっと変わったクリスマス話で、いつ読み聞かせしても大受けです。12月になると図書館に借りに行く、定番絵本です。

    投稿日:2005/12/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • サンタさんの優しさと助っ人のいる温かさ

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    クリスマス・イブに仕事を終えてベッドに入ろうとした
    おじいさんサンタさんの目に飛び込んだのは
    届け忘れのプレゼント。
    届け先の子どものことを考えるとパジャマの上からサンタ服、
    疲れきったトナカイは休ませて一人歩いて出かけるおじいさんサンタ。
    でも届け先の子どもの家は遠いのです。
    途中飛行機や車、スキーの人々に助太刀してもらいますが、
    すぐに挫折。
    クリスマスまでに届けなきゃ、のタイムリミットがスリリングです。
    男の子の名前や住んでる山の名前がユニークでお話にリズムがあります。
    だからこそ、男の子の所に無事届けた時の充実感はなんともいえません。
    ラストのおくりもの、みんなで想像して楽しみましょう。

    投稿日:2005/12/08

    参考になりました
    感謝
    0

32件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ねこねこ日本史シリーズ 累計190万部突破 日本一かわいくて学べる歴史マンガ

みんなの声(32人)

絵本の評価(4.55)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット