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とんことり」 みんなの声

とんことり 作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1989年02月
ISBN:9784834007657
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,146
みんなの声 総数 167
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167件見つかりました

  • 素敵な出会い

    林明子さんが描く女の子ってほんとうにかわいらしいですよね。
    この年頃の女の子の純粋さがいっぱい伝わってきます。

    この絵本の主人公もやっぱり女の子。幼稚園児のかなえちゃん。
    ある街に引っ越してきたばかりです。
    引越し荷物を片付けていると、玄関のドアのポストに物音がします・・・
    この音が、タイトルの「とん ことり」なんです。
    引っ越してきたばかりのお家のポストにモノが入れられた・・・これがこのお話の重要なポイントになっています。

    引越しって、いくつになっても、ちょっとどきどきしますよね。
    新しい街、新しい家、新しい人間関係・・・
    前の家のときは楽しかったなというちょっと寂しい気持ち。
    新しい環境に馴染めるかなという心配な気持ち。
    そして、期待感・・・。

    そんなかなえちゃんに待っていたのは、素敵な出会いでした。
    ラストページを開くと、2人の笑顔とともにぱぁーーっと春の明るさが満ち溢れています。

    別れと出会いの季節、春に読みたい絵本です。

    投稿日:2010/03/06

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  • 引っ越しのときのわくわく感を思い出す

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     私自身は転勤族の子供だったので、小さな頃は何度も引っ越ししました。その度にすぐに友達ができたらいいな、と思ったものです。
     この話では、引っ越しをしてきたお友達を「あそぼ」とダイレクトに誘うのでなく、だんだんと攻めていくところが、とても奥ゆかしくていいですね。子供同士でもはじめてではやっぱり少し気恥ずかしいものです。そんな気持ちがとても伝わってきます。
     作者である筒井さんは、小さな女の子の心の動きを表現するのがとてもうまいので、娘達も自分のことのようにいつも感情移入して読んでいます。

    投稿日:2010/01/29

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  • 林さんの絵が素敵

    林明子さんの絵は、とても優しいタッチで暖かい印象を与えてくれます。この本は読むたびごとに、絵の中に新しい発見があります。大人の私が見ていても飽きません。

    投稿日:2010/01/07

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  • 希望をくれる絵本

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    林明子さんの絵があまり好みではないので今まで敬遠していたのですが、やはり評判どおりのいい絵本でした。
    引越しをしてお友達がいないかなえちゃん。
    淋しく不安な様子に、読んでいるこちらまで切なくなってきてしまいます。
    でも「とん ことり」。郵便受けにはステキな贈り物。
    ラストの文字のない2ページの本当に嬉しそうなかなえちゃんを見て、とてもほっとして幸せな気持ちになりました。
    これから引越しを控えていてお友達とお別れしなくてはいけないお子さんには、希望と安心感を与えてくれる絵本だと思います。
    うちは引越しの予定はありませんが、学区外の保育園に通っているため、小学校にあがる時には引越しと同じような気分を味わうはず。そのころにまた読んであげたいと思います。

    投稿日:2009/11/27

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  • すみれ、たんぽぽ、てがみ♪

    実母の影響で、昔から林明子さんの絵本に多く触れて育ちました。
    優しくて温かいぬくもりの感じられる挿し絵は本当に素敵です。
    ぜひ、手にとってページをめくってみてください。

    上の娘が3歳の時、初めてこの「とん ことり」を読んであげました。

    初めて越してきた山のみえるまち。
    日中、忙しく引っ越しの片づけをするお母さんの傍らで
    ひとりつまらなそうに遊ぶ女の子「かなえ」の姿が
    とてもいじらしく描かれています。
    (おはじきをする姿が懐かしく可愛らしいです♪)
    そんなかなえのもとに「とん、ことり」という音とともに、
    毎日、差出人のわからない贈り物が届きます。
    最初はすみれ、次はたんぽぽ、その次はお手紙。
    そしてまたあの音がして、おりがみの人形が届いた時、
    かなえは勇気を出して玄関のドアをあけました。
    すると、とっても嬉しい出会いが待っていました。

    娘はこの「とん、ことり」というフレーズよりも、
    絵本の中でかなえちゃんがつぶやく
    「すみれ、たんぽぽ、てがみ・・・。」
    という、台詞が大のお気に入り!!
    読んであげた時のリズムが良かったのか?
    「すみれ、たんぽぽ、てがみ!」
    と後から何度も繰り返し口にしていました。

    また、絵本の中の「かなえ」の部分を娘の名前に置き換えて
    お話してあげると、とても喜びました!!

    今思えば、幼稚園に入園する前の娘の不安な気持ちと
    お友達がいなくてつまらないというかなえちゃんの気持ちが
    ちょうどぴったり合っていたのかな?と思います。

    投稿日:2009/08/31

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  • 素敵なことがはじまる

    林明子さんの絵本は大好きです。
    この作品もとても可愛らしく心温まるストーリーです。

    「とん ことり」の音が読者の「何が始まるのかな?」といった期待感を一層高めます。見ている子ども達にとってはワクワクものですね。

    ラストの自転車に乗っている二人の絵は、とても楽しそうでとっても温かい絵です。この絵だけでも心にガツンとくる絵本、それが林明子さんの作品だと改めて感じました。

    投稿日:2009/07/07

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  • 素敵な出会いが待ってるよ

     あとしばらくで引越し予定の我が家・・・学校もきのうで年度末になり、仲良しのお友だちともお別れをしました。どんなに小さくても、さよならはとてもさみしく、つらいものですよね。朝に夕に涙をこぼしていた娘に、「きっとまた素敵な出会いが待ってるよ」と伝えたくて、この絵本を手渡しました。

     娘も、野の花や、お手紙や、折り紙が大好き。いつも私にいろいろとプレゼントしてくれます。初めての土地で、まだ会ったことのない子から、こんなすてきなプレゼントが届いたら、どんなにうれしいことでしょう。心の中で、かなえちゃんと娘を重ねながら読みました。娘は、読み終わった後に、早速、「明日、オードリー(近所のお友だち)のポストに、お花とお手紙を入れてくる!」と、言っていました。

     林さんの絵は、本当に子どもの表情が生き生きとしていますね。横顔や後姿までも、はっと息をのむくらいリアルで、子どもの気持ちがひしひしと伝わってくるようです。お母さんが忙しそうに荷物整理をしている傍らで、1人静かに絵を描いたり、おはじきで遊んだりしているかなえちゃんの横顔を見ていると、思わずぎゅっと抱きしめてあげたくなってしまいます。
     そして、春の色が光り輝く野原を駆け抜ける2人の笑顔は、本当に子どもらしく、まさに春が来た喜びにあふれています。娘にも、この絵から、新しい生活への希望を心にいっぱい感じてほしいな、と願っています。

    投稿日:2009/06/29

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  • 心温まる絵とストーリー

    • モコママさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    最近字が読めるようになった3歳の息子が「とんことりってどういう意味?」と言って選びました。

    引っ越してきたばかりのかなえちゃんのところに、とんことりという音とともに小さなプレゼントが届きます。いったい誰が届けてくれるのでしょうか?

    場面はほぼ家の中だけで登場人物も少ないのですが、誰が何のために届けてくれるかわからないドキドキ感とラストシーンの温かさに心打たれました。

    転勤族なのでうちの子供たちも新しい環境に戸惑うことがでてくるかもしれないけれど、少しの勇気でお友達ができることを覚えていてほしいなぁと思います。

    「とんことり」という幸せな音を題名にしてしまうセンスにもとても惹かれます。心が温まる素敵な絵本です。

    投稿日:2009/05/27

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  • 推理!

    • 四パパさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子5歳、男の子3歳

    知らない場所に引っ越してきた女の子が、寂しい思いをして
    いる所に・・・何だろう?誰だろう?とまるで推理小説を
    見ているかのようにぐぐっと話に引き込まれていきます。

    「とんことり」ってなんだろう?と思いながら読み始めたこ
    の絵本ですが、なるほど!そういう事だったのかーと、想像
    以上に素敵なストーリーだったので、是非とも皆さんにも予
    備知識無しで読んで、ワクワク感を味わって頂きたいです。
    また読み直した時に、最初は気付かなかった何かを見つけて
    「おおっ!!」っとなった僕ですが、娘も見つけた時に
    「あーーっ!!」っと思わず声を出して喜んでました。

    何ともいえない暖かさを感じる林明子さんの絵ですが、なか
    でも自転車に乗った二人の笑顔は、「あさえとちいさい妹」
    で、あさえが公園であやちゃんを見つけて駆け寄って行く
    時に匹敵する、素晴らしい笑顔でした。

    娘:「とんことり」の不思議な響きにワクワク感
    息子:ラスト2ページ
    僕:推理小説のような展開に読み直した時の再発見

    投稿日:2009/04/28

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  • 自分も少女に戻ってしまいそうです

    • しずりんさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子13歳、女の子9歳

    林明子さんの描く絵の、時代背景にかなり惹かれます。
    自分が幼い頃とだぶってしまいそうで・・・。
    引越しをしたばかりの女の子の不安さと、新しい女の子が引っ越してきたことを、とても喜んでいる少女。
    子供らしいプレゼント攻撃。
    本当に女の子らしくて、思わずぎゅつと、抱きしめてあげたくなります。

    投稿日:2009/04/22

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