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でんでんむしのかなしみ」 みんなの声

でんでんむしのかなしみ 作:新美 南吉
絵:かみや しん
出版社:大日本図書 大日本図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1997年07月
ISBN:9784477010236
評価スコア 4.66
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みんなの声 総数 28
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28件見つかりました

  • 人生の喜びと悲しみ

    ある絵本屋さんで「大人にオススメの絵本」として紹介されていました。
    美智子さまも元気づけられた作品だそうです。
    表題の「でんでんむしのかなしみ」は特に心に染みます。
    自分が背負っている貝の中が悲しみでいっぱいと気がついてしまったでんでんむし。
    でも、みんなにも聞いてまわり、自分だけが悲しいわけではないことを知ります。
    「かなしみはだれでももっているのだ。わたしばかりではないのだ」
    美しい挿絵とともに、人生の喜び悲しみをそっと教えてくれる絵本です。

    投稿日:2021/05/19

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  • ”かみやしん”の挿絵が好きです!

    • 押し寿司さん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 愛知県

    お隣町になる新美南吉記念館には幾度か訪れたことがあります。そこを訪れると懐かしい気持ちになれるのが好きな私です。
    ”かみやしん”さんの描く挿絵、”うまやのそばのなたね”ようねん
    童話絵本に描かれている挿絵が特に好きです。この本には、      
          (詩)一年生詩集の序
          でんでんむしのかなしみ
          里の春山の春
          木の祭り
          でんでんむし

    5つの作品が収録されています。
    新美南吉の本を読むとなぜだか優しい気持ちになれるし、昔が懐かしく思います。私にとっても癒しなんだと思います。

    投稿日:2020/01/14

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  • かなしみの表現に度肝を抜かれる

    • ちえぞさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子2歳

    タイトルの「でんでんむしのかなしみ」を含む短編集。
    小さい子向けの本ではありませんが、息子が手にしたこの本を、カタツムリの本かな?と思い読んだところ、とんでもない。生きる上で必ず生じる「かなしみ」をどう乗り越えるか、という至上命題を、でんでんむしの行動を通して静かに伝えてくれる作品でありました。

    読み進めると、かなしいのは作中のでんでんむしだけではなく、自分自身であったことに気づかされます。そしておそらく、最終的にはでんでんむしと同様の対応をして生きる続けることを選ぶのです。

    小さい子供に読み聞かせするときには「一年詩集の序」と「でんでんむしのかなしみ」を読んでいます。言葉の意味がわからなくとも、新美氏の紡ぐ言葉の美しさは感じられると思います。

    投稿日:2017/11/30

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  • 4つのお話

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳

    「でんでんむしのかなしみ」「里の春、山の春」「木の祭り」「でんでんむし」の4つのお話が収録されています。
    「でんでんむしのかなしみ」はほかにも絵本で出ているのを読んだことがあります。全部いいと思うのですが、やっぱり私はこの「でんでんむしのかなしみ」が一番印象に残りました。
    悲しみは誰でも持っているものだからこそ…。

    投稿日:2017/10/16

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  • 優しい

    有名な新美南吉の作品

    皇后様も読まれていたという「でんでんむしのかなしみ」

    どんなおはなしかな??

    と思って読み聞かせ

    何かから解放されたような、心地良さを感じました

    5才の子には

    すこし難しいかもしれなかったかもしれませんが

    でんでんむしのカラには

    哀しみがたくさん詰まっている、みんなそうなんだ・・・・

    どんな人間でもそうですよね

    幸せそうに見えても

    その人個人の悩み・哀しみを抱えながら

    生きている

    みんなそうなんだ、もう嘆かないで生きてゆこう

    と思えます

    いじめやなやみがある人は

    このでんでんむしのように

    吐き出せる相談相手を見つけてほしい

    きっと道がみえてくるはずだから・・・・

    また、こどもが大きくなったら

    読み返したい絵本です

    投稿日:2009/06/06

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  • 悲しみの克服

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    しっとりとした雰囲気が心地よい絵本です。

    新美南吉の作品が4作収録されています。
    中でも一番心に残ったのは、タイトルにもなっている「でんでんむしのかなしみ」でした。
    とかく人間は自分が辛い状況であることをアピールしたがるもの。
    でも辛さや悲しみは、多かれ少なかれ誰もが持っているものなのだと改めて感じました。
    他人の悲しみを理解できたとき、自分の悲しみも克服できるのではないでしょうか。

    投稿日:2009/04/19

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  • 大人が読んでも感動する絵本です

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪8歳

    美智子皇后がおすすめになったので有名になった絵本です。姪っ子(8歳)は何でも楽しいさかりで、でんでんむしのかなしみにはいまいち興味をひかなかったのですが、私は多いに共感して大好きな絵本になりました。どんな人でも多かれ少なかれかなしみというものを持っている。それをでんでんむしのせなかのからにかなしみがつまっていると表現するのはかなり斬新で、普通の人には考えることのできない発想です。姪っ子がもうちょっと大きくなって人の悲しみがわかるようになればもう1度読んであげたいです。

    投稿日:2009/01/15

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  • 深い話。

    新美南吉さんの作品って言葉がとても優しくきれいだな、と思います。
    でんでんむしのかなしみも例にもれず。
    表題作は、深い話だなぁ…と思いました。
    5歳の息子はキョトンとしていましたが、8歳の娘はそれなりに理解していたようです。年齢を重ねるごとにこの作品は深く感じ取れるようになるのではないかと思います。
    子どもにももちろんおススメですが、大人が楽しめる一冊です。
    繰り返し読みたいと思います。

    投稿日:2008/12/21

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  • 今の絵本に多くみかけられる
    明るく楽しくゆかいで仲良し的な軽い話と
    一味違う深い味わいがあります。

    なるほど作者はあの新美南吉。
    ごんぎつねしか知りませんでしたが多くの幼児向け
    作品があるそうです。

    私の子ども時代 主に
    幼児文学的作品を毎晩読んでもらっていましたが
    やはりこういう美しくイメージ的な絵が多くて、
    私は聴きながらどんどん空想を
    膨らませていけるのが楽しくて
    読み聞かせが大好きだったのを思い出しました。

    でんでんむしといえばだいたい
    どれも面白ゆかいな内容ばかりでしたが
     からのなかにはかなしみがいっぱいつまっているだなんて、まったく斬新な発想が印象に残りました。

    もうひとつの「きょねんの木」のお話も
    やはり想像が広がり中に入り込んでしまえる
    美しい絵がとても素敵です。
    どちらもこどもは心静かにじいっと聴いていました
    読み終わると「・・かわいそうだね」といって
    おとなしくなってそのまま静かに目を閉じて
    眠りにつきました。
    昼間だいたい元気に外遊びしたり、ゲームしたり、ふざけたりしてますが
    こういう時間も大事かなと思いました。

    投稿日:2008/05/23

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  • いくつになっても読みたい1冊

    まだ私が学生だった頃、母が私に「読んでみたら」と勧めてくれた1冊でした。
    美智子様のご愛読書ということもあり、世間でもにぎわっていた頃のこと。
    悲しみはだれにでもある、自分だけじゃないんだ・・・と、
    心に強く打たれたメッセージでもありました。
    先日実家に行った時、この絵本があって久々読み返しました。
    いくつになっても、この絵本は私の心の支えになってくれる本だと思います。
    勿論我が子にも読んであげたい、あげようと思っています。

    投稿日:2008/05/14

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