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よるくま クリスマスのまえのよる自信を持っておすすめしたい みんなの声

よるくま クリスマスのまえのよる 作:酒井 駒子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2000年10月
ISBN:9784592760894
評価スコア 4.69
評価ランキング 1,933
みんなの声 総数 146
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105件見つかりました

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  • 胸が、痛くなります…

    • よにんこママさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳、女の子4歳、女の子1歳

    クリスマスシーズンになると、
    子どもたちに読んで聞かせる絵本のうちの一冊。

    でも、子どもたちのために、というよりは
    わたしの、普段の母業の、反省の気持ちを込めて
    自分のために、
    自分の気持ちを、リセットするために、
    この本を読むのかもしれません。

    「ぼく」は、クリスマスイブの夜
    自分のところにはサンタさんが来ないかもしれないと
    心配しています。
    たくさん叱られて、自分は悪い子だからって。

    そして、
    お母さんに抱っこされるよるくまをみて、
    よるくまは まだちいさいから 
    たくさん抱っこしてもらえていいなって
    言うのです。

    私の子どもたちも
    こんな風に思っているだろうか。
    イライラをつのらせて、声を限りに怒鳴ってしまったり
    ひどい言葉をかけてしまったり。
    傷ついたかな…。

    4人兄弟で
    それぞれ、いつも、十分には甘えられなくて
    もっと抱っこしてもらいたいなって
    さみしく思っているだろうか。

    みんな、いい子だよ。
    お母さんはみんなのこと、大切に思っているよ。
    たくさん甘えさせてあげられなくて、ごめんね。
    そう、かみしめながら、読んでいます。

    投稿日:2010/12/27

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    8
  • ごめんね、サンタさん、来るからね。

    去年のクリスマスに、「クリスマス絵本」として、娘に渡した1冊です。「よるくま」からの特別なクリスマスプレゼント!
    「ぼくには サンタさん こないかもしれないね。だって、ぼく、わるいこだから。きょう、ママにいっぱいしかられたから。」・・・私も、たくさん叱ってしまいました。娘が何よりもサンタさんが来るのを楽しみにしているのを知りながら、つい「サンタさん、来てくれないよ!」なんて、ひどいこと言って。そんな夜には、私のほうからこの本を取り出して、「ごめんね」の気持ちをこめて読みました。「もうしんぱいなんかしないでね。おやすみ メリークリスマス」 本を閉じたあと、ぎゅーっと娘を抱きしめて、「Jはとってもいい子だから、Jにもちゃんとサンタさん来るからね。大丈夫だよ。」と言うと、娘は、「ママにも、サンタさんきてくれるよ」と、必ず言ってくれるのでした。
    娘は、「ぼく」がよるくまに、サンタさんのことを教えてあげる場面が1番お気に入りのようで、ぬいぐるみのプーさんにも、「えっ?プープー、サンタさんってしらないの?こういうひとだよ。」と、セリフを真似ながら、部屋につるしてあるサンタクロースのお人形を見せてあげていました。よるくまとぼくが飛行機に乗って夜空に飛んでいくページでは、「よるくま、ちっちゃいのに、うんてんできるの?すごいねえ。」と、感心しきった様子。そうして、よるくまといっしょに、飛行機からみんなの寝顔を1人1人見つめて、空を飛んだ気分を味わっているようでした。

    投稿日:2007/05/13

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    7
  • 日本人の描くクリスマスの世界

    前作「よるくま」を家族みんなが気に入り、当然こちらも購入。
    息子は毎晩、「よるくま」とセットで読んでと言います。

    悪い子「ぼく」の不安な気持ちが、よるくまの優しさで癒されて行く様子がとても上手に描かれています。

    ああ、子供の頃ってこんな風に不安な気持ちを抱いて眠ることがあったなあと自分の幼少時代を思い出しました。
    そして母となった今、母親が抱きしめてくれることが
    子供にはこんなに幸せなんだ、と教えられました。

    この絵本は従来の、サンタが来てプレゼントを置いて行く、という有り触れたお祭りムードとは全く異なります。
    この「よるくま」のクリスマスは、日本人にしか描けないクリスマスの世界ではないかと思います。

    投稿日:2004/11/04

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    5
  • ちょっぴり、ドキッ!

    少し前に『よるくま』を読んだことを覚えていて、
    「これ、おかあさんにぎゅーってするやつでしょ?」と
    反応しました。
    『よるくま』同様、食いつきがいいというほどではないけど、
    なんとなく不思議で、神秘的な雰囲気が落ち着くようです。

    サンタさんは、来てくれるか・・・
    期待と不安とが入り混じるクリスマス前のよる。
    夢うつつに聞こえてくる、「しんぱいしないで」というママの声。
    だって、ぼくはこんなに優しいいいこ。
    本当にほっとできる、暖かで優しいお話です。

    ただ、最後のページ、プレゼントの箱を持って、
    ぼくの頭をなでるのは、ママの手。
    手だけですが、あきらかにサンタさんではない・・・。
    「サンタさんて、ママなの!?」とツッコまれないか、
    ちょっぴりドキッ!としてしまいました。

    投稿日:2011/11/14

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    4
  • 優しさが伝わります。

    「よるくま」が大好きな娘。
    もちろんこちらも大好きで、すっかりお話を覚えてしまいました。
    男の子のセリフから、よるくまを思う気持ちが
    とても伝わってきて温かい気持ちになります。
    そして、よるくまが男の子を抱くシーン。
    2人ともなんて優しいのでしょう。思わずうるうるしてしまいます。

    私の一番大好きな絵本です。

    投稿日:2009/03/22

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    2
  • クリスマスも過ぎたのに

    私自身が酒井駒子さんのファンです。「よるくま」もそうですが、読んでいるうちに泣いてしまいます。子供の、あまりにももろい感情、人やものを純粋に信じる気持ちを、酒井さんはどうしてこんなに絵や文章にできるのだろうと思ってしまいます。

    後半の独特の空間の広がりは、大人側から考えると、ちょっと子供には難しいと感じるかもしれません。でも、それは大人側の勝手な解釈に過ぎないと思います。子供はそれぞれ、その子なりの解釈をするようです。私は、おかあさんが子供に「ベッドにもどっておいで」というシーンが好きなので、しばらくだまってそのページを開いていると、うちの子は決まって「見て、天使だよ」とささやきます。

    冒頭の「悪い子にはサンタさんこないのかな?」というところ、うちの子は必ず「来るよ!」と言います。私がこの本を大好きなのを知っているので、クリスマスもとうに過ぎたのに、お母さんが大好きだからと、夜寝る前の絵本の1冊に持ってきてくれます。

    読み終えるたび、ひしひしと子供への愛情をかみしめる1冊です。

    投稿日:2006/02/24

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    2
  • 大好きよるくま

    • ひかりひまわにさん
    • 40代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子8歳

    子どもがクリスマスになると持つ疑問。
    僕、いい子じゃなかった、おかあさんにおこられちゃった、
    こんな僕にサンタさんくるのかな・・・
    そんな僕によりそうよるくま。
    優しい気持ちになれる、1冊です。

    〜何年か前に娘のクリスマスプレゼントとして購入しました。
    2009年クリスマス絵本1位ときき、びっくりです〜

    投稿日:2010/11/06

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    1
  • 読み聞かせにも大好評

    • セーヌさん
    • 40代
    • ママ
    • 沖縄県
    • 女の子12歳、男の子10歳、女の子8歳

    この本は私の大好きな本です。
    12月に入ると、夜寝る前に、お布団にもぐりこんで3人の子供達に読みます。まだ、幼かった頃の子供達を思い出し、すごく幸せな優しい気持ちになります。
    12月19日、小学校3年生の読み聞かせの時間にオルゴールの曲をBGMにして本を読みました。読み終わった後、みんな我が子のような愛しさが込み上げてきてとても幸せでした。声に出して本を読むと、自分自身も癒されるんですね。先生方にも好評でしたよ。

    投稿日:2008/12/25

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    1
  • 悪い子には来てくれない?

    クリスマスイブの夜。
    サンタさんがほんとうに来てくれるかどうか心配になる男の子。
    だって、自分は、ママにたくさん叱られた悪い子だから・・・。

    主人公と同じ年頃の男の子を持つ母としては・・・この子の思いに胸が痛くなります。
    そうやって反省している気持ちがあるあなたは、とってもいい子なのよ、安心してねと言ってあげたくて。

    この主人公の子に、無事サンタさんは来てくれるのでしょうか?
    ぜひ、結末を読んでみてください。

    我が家の息子もこの主人公に共感するのか、今年もまたクリスマスが近づいてきた時期に、この本を取り出して読み返しています。

    素敵なクリスマス絵本です。

    投稿日:2008/11/14

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    1
  • 泣けてくる

    その昔、親に嫌われることは、本当に怖いことでした。
    その事を、しみじみと思い返しながら、この本を読みました。

    「いけない子」と自分で思っているぼく。
    だから、サンタクロースは来てくれないかもしれない。
    そんな悲しい気分のぼくの元に、再びよるくまが現れます。
    かわいい、弟みたいなよるくま。
    二人で夜空を飛行機にのって飛びます。
    でも、よるくまはお母さんを見つけると、降りてしまって…

    さびしい気分のぼく。
    でも、誰かが読んでいるような声がする…。

    このお話。
    かなしいお話でもないのに、これ以上ないぐらい、優しいお話なのに泣けてくるのです。
    不思議ですね。

    投稿日:2006/03/12

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