「なにからできているでしょーか？」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

小麦粉とかそこまで遡るのかな…と身構えたけどさすがにそこは子供向け、「めんと卵と…」といった感じで５歳もしっかり答えられる展開でした。
おむすびの米粒の数に圧倒され、盛り上がりました！
また、ラストの「ぼくらはなにからできているでしょうか？」は大人も混乱！ページをめくって「なるほど〜！」と言ってしまいました。

おにぎり、なにからできているでしょ〜か？で答えが次のページに。
ご飯粒が一粒ずつ並べてあるのを見て、子どもたちが一気に本気モードになりました。
餃子のページでは、お料理大好きなわが子は、キャベツを機って、お肉とまぜて…と餃子の作り方までこと細かに説明してよろこんでいました。
じゃ、ぼくらは何でできている？の最後の問いに、今までの流れで骨、つめ、髪の毛…と頑張って答えていたけれど、答えはなんとおいしいごはん。ほんまや！毎日ちゃんと体にいいもの食べよう。って、親子で納得でした。

「へんなかお」や「へんなおばけ」などと同様に、大森裕子さんの絵本は遊びの要素が強くて、本を読みながら遊んでいるような感覚になります。
この絵本も兄妹で競い合うように答えていました。
最後の質問は、大人の私でも「うーん」と考え込んでしまいましたが、答えを見て納得！とてもスッキリする終わり方です。
いつも皮に包むお手伝いをしてくれている餃子も、タネの中身までは知らなかったり、普段食べないラーメンについては全く答えられなかったり。
もう少し大きくなったら、一緒に美味しいラーメンでも食べに行こうかな。

なにからできているでしょーか？
ラーメンやハンバーガーなど
なにからできているかを絵でザクッと提示してくれる絵本です。
動物が可愛くて惹かれてしまいます。
クイズ的に出してみながら
読み進められます。
大森さんの絵本は可愛いし、着眼点が面白いです。
このシリーズ、どんどん出してほしいです。

とっても新鮮な切り口での本ですね。いつも食べなれている食品でも全部ばらばらにしてみたら、こんなかんじーというわけです。これはきっと年中さん〜小学生なんか好きなんではないでしょうか。インパクトありますよね。ごはんの粒々まで書かれてあって面白いです。ごはんをたいせつにしようって書いてないけどそう思える本です。